クリーンアップ@琴似発寒川 活動レポート#02をお届けします
こんにちは、Shinkaronのwatanabeです。
札幌市西区を流れる琴似発寒川(ことにはっさむ)のクリーンアップ活動のレポート#02をお届けします。
この日は6月下旬、正午。天候は晴れ。北海道の夏を感じさせる日差しの強い日でしたが、川辺には木陰もあり涼しく、心地よく感じます。
それ以上に、札幌の市街地にある景色とは思えない緑豊かな景色が広がり、癒されます。
毎日、川が違った表情を見せるのと同じように、川のごみも違います。少しずつ時間をかけて、形を変えながら、下流へと流れていきます。その途中で力尽きたごみはというと、普段よりも水量が少ない日に川底が露出して、なかなか見つけることができない場所で発見することがあります。
たとえば、下の写真は、この日の川岸の様子になりますが、どんなごみが落ちているかわかるでしょうか?
真ん中あたりに、青色の500mlの空き缶があります。
その空き缶を中心に、左上にはパンの袋をとめるプラスチックのバッグ・クロージャー。左下の方には、コンビニのお弁当と思われるプラスチックの容器の一部が顔をのぞかせています。
さらに、左には350mlのアルミ缶があり、右上にも缶詰が埋もれています。実際に引き出してみるとよくわかります。
この写真には、ひとつの視界の中に6つのごみが埋もれていました。
つくづく思うのは、いったいどのような経緯でごみになり、ここにたどり着いたのか、妄想にも似た思い巡らします。
河底にブロックが敷き詰められている所がありますが、このブロックは護岸工事などで設置された人工物です。
川の流れが速いところで川底が掘り流さたり、急流にならないよう災害から守ったり、川の浄化や生物の生息を促す役目があります。
その隙間にも空き缶が挟まって、そこが生物の住処になっていたりします。
この日のごみで多かったのが空き缶です。
中には、開封されていない缶詰がありました。せっかく買ったであろう缶詰を食べずして、その行きつく果てが川底になってしまったとはだれも想像していなったことだと思います。
どういった経緯でごみとなり、この場所に落ちていたのか、なんとも形容しがたい気持ちになります。
それでは、またあらためてレポートをお届けします。