ゾロ目の年

満22歳となる1ヶ月後の私は、どんな心持ちでその一年を終わらせるのだろうか。

8月に誕生日を迎える私は、もうじき22歳となるので、この21歳という年齢に刻んだ歴史とこれから先に待ち受けるであろう歴史を感じて頭を悩ませる。

思えば21は多くの変化が現れる年であった。大学を中退する決意を固め、6年半続いた大恋愛に終止符を打ち、詩を書くことを趣味としたのも21歳であった。また、親元を離れて遠くへ旅行した経験も、21が初めてであった。

スケジュール帳が好きな私は、毎月のように違った悩みを持ち、スケジュール帳のメモ欄に書き込んでは気持ちを分散することに使っていた。だから、見返す時にどのような悩みを抱きながらこの2019年の半年間を使ったのか分かるようになっているのだ。

大半は恋愛関係だった。6年半続いたものからいきなり独り身になった私はどうすればいいのか分からず、片思いというものも、好きな相手との距離を測るということも、初歩的なものが全く掴めないままでいた。

こんなに簡単なこと、恐らく殆どの21歳は分かるであろう。私は14の頃で恋が止まっており、いきなり別れて20代になったものだから心が追いつかないのも当然の結果だったのだ。

仕方ないので残りの半年間で、14から17ぐらいまで成長しようではないか。そして22歳になった私はどんな人と恋愛をし、どんな人生を歩んでいくのか見ものだな。

どうぞ、私を優しく見守っていてください。

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深海 もみ
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