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美空ひばりから学ぶ、マインドフルネス

2024を振り返るnoteの中で、「友情とは儚いもの」という文章を書きました。もちろん友情もそう。仕事も、家族も、ましてや身近にいる自分でさえも、この世の中は諸行無常です。

永遠に、自分がシワシワのお婆ちゃんになるころまで続いていく友情はありません。もし、あったとしてもせいぜい1人ぐらいでしょうか。その時は友人も自分も、いい意味で変化していることでしょう。でも、それでいいのです。

仕事を務めるとき、長期的に続けられるかどうかを面接で聞かれることがあると思います。その時は「はい」と答えても、環境が合わずにすぐに辞めることもあるかもしれません。でも、それで十分なのです。

家族はずっと生き続けてくれるわけではありません。年々歳を重ねるごとに、お別れの日が近づいてきます。それに、自分も愛する誰かと結婚をして新たな命を宿すかもしれません。そう、流れるままでいいのです。

10年後の自分は、自分であるけれど、今の自分ではありません。
長い年月を戦ってきて、強くなった戦士です。そんな自分の周りは、どんな環境があり、どんな生活をしているのか知るすべもありませんし、私は自分を信頼しているので、具体的な理想像も作っていません。
自分が納得して、自分の気持ちに正直に生きていれば、もうそれだけで十分なのです。

そう、世の中は川の流れのように移りゆくもの。

美空ひばりさんは、瞑想から得られるマインドフルネスを、そのまま歌にされています。この歌詞こそ、世の中の真理です。
皆さんそのことを知っているから大好きなのだと思っていましたが、どうやらそういうわけでもないようです。
私が知っている、この歌詞の意味。何だか生きるのに得した気分です。

何か悩みが起きても、それは川の流れのように刹那的なもの。
幸せな出来事も、流れて行ってしまうからそれはじんわりと心に染み込ませて、生きていきたいですね。


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深海 もみ
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