ライトノベルやトレンド。あと懐古。

なんか最近、馴染みのあるタイトルを見ることが多いような気がする。
1年くらい前に、キノの旅のアニメがまたやっていたし、最近も禁書の三期をやっていたりした。スレイヤーズの新刊が出てたような気がするし、今期は個人的にスレイヤーズと同じレベルで金字塔だと思ってるブギーポップのアニメがもう一度制作されて放送している。しっかりおもしろい。正月終わり頃にニコニコのランキングを見ていたらけいおんの配信が行われていたし、けいおんが終わったと思ったらバカテスが始まった。

なんだ。世代狙い撃ちか。

上記したタイトルを一通り触ってきた身からすると、なんだか懐かしくて嬉しいような気もするけど、一方で過去をほじくり返されてるような気さえする。キノの旅読んでたな、とか、けいおん懐かしいな、みたいな、そんな単純な感情であれば別にいいんだけど、同時に当時の自分とか思い浮かんでくるからまいってしまう。やめておくれ。

だからというわけじゃないけど、一昔のコンテンツをぼんやり観てることに対して焦っている自分がいる。「なんか時代は動き続けているのに、俺はこんなところで懐古してていいんだろうか……」みたいな。冷静に考えると、別に懐古したところで実害を被るわけじゃないんだけど、なんか若者の流れに乗れていないのでは……みたいなことを思ってしまう。流れに取り残されてしまうのはしんどい。最近は食わず嫌いせず近年のラノベもチマチマ読んでるけど、どれが最近1番ワクワクしましたかって言われると錆喰いビスコだし……。（錆喰いビスコに罪は無いです。今度2巻も買お）

なんか脳が転生でも異世界でもないものに吸い寄せられていて、「陳腐な流れに乗らない俺カッケー」みたいなことを無意識にやってしまっているのでは……みたいな不安もあるし、近年の流行りに乗れてないのではみたいなモヤモヤもある。まともに読んだことある異世界転生無双モノ、ゼロの使い魔だけかもしれない。別に転生はしてないのでは。でも頑なに転生がトレンドだと思ってるのは実は自分だけで、ホントは別のものが主流になりつつあるのでは……みたいな感じで、不安が尽きない。

やっぱこうまずスレイヤーズがあって、次にブギーポップが来て、シャナとかもあって、ラブコメの流れが来て、SAOあたりから徐々に転生やファンタジーの流れが戻ってきて、今に至る、みたいな感じなんだろうか。最近はスライムにまで転生していてすごい。たぶんスラストライクとかで戦ってる。それとも段々成長してキングスライムみたいになっていくんだろうか。いや最初からキングスライムのパターンもあるかもしれない。もしかしたら自分を素材にして、仲間と合体してドンドン強くなっていくみたいな。スライムから育てるよりそのへんでオニとか拾ってきた方が早いよ。一番好きなメガテン悪魔はブブ様。あのいかにも強そうなイケメン具合が好き。冷静に見るとメチャ蠅なのにあんなに強そう。実際強いし。やっぱりゴブリンでも蠅でもリザードマンでも王様は一味違うのだ。やっぱりキングスライムか。

脱線した。

次のトレンドはなんだろうか。錆喰いビスコ面白かったし、ポストアポカリプスとだったら面白いかもしれない。北斗の拳とかfalloutの流れを汲んで行く感じで。でも棚がまるまるポストアポカリプスとかだったら、なんか現代の若者と世界theノーフューチャーって感じがして、それはそれで嫌だな……。

(三楼丸)