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彼、奥様との話し合い(最終話)
話し合い当日。
場所はある建物の会議室でした。
話し合いの30分前に到着しましたが、まだ受付開始前だったため暗いロビーで待っていました。
奥様に言われたように認印と、弁護士さんに言われたように録音できるようにタブレットを持っていきました。
とても長い30分でした。
でも、これで終われる。
何が起こるのか分からない不安から解放される。
そして話し合いの5分前、彼と奥様が二人で来られました。
2人ともラフな私服でした。
私はできるだけ地味なスーツで行きました。
とてもお似合いな二人。
とてもキレイな奥様。
彼は私に軽く会釈すると受付へ。
奥様は私の元へ来て「会場説明を受けるので、連絡するまでこちらでお待ちください。」そう言って彼の元へ行きました。
弁護士さんには録音するようアドバイスをいただきましたが、
実際、奥様はとても落ち着いていたので録音するのは申し訳ないと思いやめました。
二人が会場説明を受ける間、立ったまま後ろから二人を見ていて、
改めてとても素敵な夫婦だなと思いました。
彼の高身長に合うスラっとしたした体型の奥様。
どうして私なんかを選んだのだろう・・・
キレイでスタイルの良い奥様。
たった一人であの二人と話ができるのだろうか。
そんなことを考えていると、奥様から
「準備ができたので会場にお越しください」
と LINEが。
会場に入ると長机が二つ並んでおり、その一つに二人が並んで座っていました。
もう一つの机には私が座る用の椅子が用意されていました。
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