Ord8(Q8以外)の学び方(事前学習)
Ord8の学び方(事前に学ぶ項目)と参照リンクをまとめました。
まずこの学ぶ項目を学習したうえで練習問題であるOrdに臨むと、
効率的に問題が解けると思います。
ただし、Ord8は練習問題というより応用問題のような設問も多く、
基本を学ぶではなく、使い方のテクニックを学ぶというところもあり、
対応する他例のリンクなく、設問の解き方を直接説明してるのもあります。
Advanceって名がつくわけですね。
解きなおして実感ですが、Ord8は難しいです。
私のようなBIツールに慣れ親しんでない人にはじっくり理解しようとすると時間がいくらあっても足りなくなるので、解答の解き方を覚えて、
中身のじっくりとした理解はDataSaber終わってからが良いかと思います。
時間には限りがありますので。。。
質問番号:事前に学ぶべき項目
Q1 :シートのフィルターとパラメータを用いた表示切替、ダッシュボードの動的ゾーン表示機能を用いた表示切替
2つ方法があるが、シンプルなのはシートのフィルターを使ったほう。
・シートのフィルターとパラメータを利用した方法。
シート切替用にパラメータを作ってそれを利用するため計算フィールドを作成する。計算式が一つで済むのでシンプル。
・ダッシュボードの動的ゾーン表示機能を用いた表示切替
シート切替用にパラメータを作るところは一緒。計算式がパラメータのリスト分必要になる。ダッシュボードのレイアウト棚?に「値を利用して表示状態を制御する」に作った計算フィールドをあてがえばできる。
・ダッシュボードのレイアウトコンテナ(水平コンテナ、垂直コンテナ)を使うと、自動でグラフの幅などを調整してくれる。
(どちらもリンク内に説明があります。)
Q2 :FIXED関数、ディメンジョンからビンの作成
まずFIXEDを理解する必要がある。
最新日付をMAXで取り込むと集計データになる。それを非集計の[オーダー日]と計算させようとすると集計と非集計を一緒に計算できないといわれる。そのため、集計計算であるMAXをFIX関数を用いて非集計データに変換する必要がある。言葉じゃわからないと思いますのでリンク参照を。
FIXED関数
ビンの作り方はディメンジョンから作成→ビンでできる。これを列において、行は顧客IDの個別カウント。
ディメンジョンからビンの作成
Q3:FIXED,INCLUEDE
FIXEDはLODレベルを固定。INCLUDEはLODレベルを追加。
それぞれの特徴は下記HPの真ん中付近の比較表から見るか
このリンクとかが参考になるかと。
ビンは不連続にすると数値でなく、軸ラベルになる。
連続のとき

不連続の時

Q4:FIXED関数、ディメンジョンからビンの作成
顧客毎の合計売上は「顧客」でまとめたいので顧客でFIXED。
FIXED関数
ディメンジョンからビンの作成はQ2と同じですね。ビンの区切りの定義は例えば1000区切りだと0~999までになり、1000は次の区切りに含まれるのでご注意を。
Q5:FIXED関数
初回購入年度は「顧客毎の」最初の購入日の年なので顧客でFIXED
FIXED関数
最初の購入日はMINを使う
購入「年」はDATEPARTで'year'指定で。
Q6:FIXED関数、2番目に大きな値/小さな値、日付の四半期差
初めて購入した顧客が2回目に購入するまでの期間は
顧客毎に初めての購入日、2回目の購入日を求めるので、
それぞれ顧客でFIXED。
FIXED関数
2番目に大きな値/小さな値は下記
max(IIF(max[value]>[target_value],[value],null))
min(IIF(min[value]<[target_value],[value],null))
日付の四半期差DATEDIFFで求める。単位が四半期なら'quarter'で。
Q7:FIXED関数
「1日当たりの」の表現に惑わされるが、オーダー日でFixedすればよい。
FIXED関数
Q8は別投稿参照。
Q9:FIXED, ROUND
顧客の初回の購入日と最終購入日はそれぞれFIXEDでMIN, MAXを利用。
平均月を出すとき、値をROUNDで丸めるが、その理由がわかっていない。。。
ROUNDはここの下の方
Q10:Webページに書かれたリストのデータベース利用、カスタム分割のフィールドの結合方法、FIXED
Webページに書かれたリストのデータベース利用
ここは他の例では説明しづらいというか、まんまこの設問通りになってしまうので、この設問の解き方を動画にしました。
他の方のやり方と違う部分ありますが、動画解説や他の方のやり方をそのままやろうとしてできなかったりで、今回示した方法が自分には一番やりやすいと感じたのでご紹介します。
・リストはドラッグアンドドロップでデータに置く。
・カスタム分割したフィールドは「計算フィールド」になるので、
関係を作る際、「フィールド」には選択肢として出てこない。
「関係の計算を作成」で計算式を入力する。
計算式は分割したフィールドの編集で出るのでこれをコピー&貼付け
Ord8 Q10操作 pic.twitter.com/ycbg0CnaaH
— Sinjirou Kuze (@sinjirou90) February 23, 2025
Q11:これは解き方次第
シンプルにサブカテゴリの割引率とサブカテゴリ毎のメーカーの割引率をシートを分けてダッシュボードに並べるのが一番楽だと思う。
これにて終了。Ord8は難しい。。。