Ord8のQ8の学び方(事前学習)
Ord8のQ8は難しいこと、基本を知っても解き方を思い浮かべれないかもしれないので、ここだけリンクでなく、自分で解説を書きました。
答えに近くなってしまってますが、まったく一緒ではないので、これを見てからQ8を実施する価値はあると思います。(解き方学ぶ→練習になる)
ちなみに、私はQ8を4回やり直してますが、いまだに理解できてないところがあります。
事前学習してもできないこともあるかと思います。頑張りすぎると無限大に時間がかかってしまい、コミュニティ活動とかに影響が出るのである程度までやって解けなかったら答えを見てやり方を覚えて、復習で理解を深めることをお勧めします。
Q8
<連続の項目はソートできないので、不連続にする。>
例えば、下記は四半期オーダーが連続の場合で並べ替えのメニューが出てきません。

これを不連続にすると、並べ替えができるようになります。

なぜ連続だと出てこないかというと、「連続」だからです。
並べ替えたら「連続」にならないからです。
2015年Q3の後に2013年Q4が来てたら連続にならないですよね。
<表計算の値を使って並べ替えはできない>
これ、問題文にあるのですが、なんのこっちゃかわからないと思いますので、解説します。そのまんまなんですけどね。
通常、合計とかなら並べ替えができます。
並べ替えのアイコン出てきてます。

でも、表計算の値は出てこないんです。
表計算の値では並べ替えができないんです。

並べ替えたら「並べ替える前のデータの並び」でやってる表計算ができないでしょってTableauに言われそうですが、ユーザーサイドからすると、元のデータ並びは維持しつつ表計算で並べ替えてくれたら良いと思ってしまいますよね。そんな要望を言える場所を紹介してもらいました。皆さんも要望があればぜひご利用を。
<表計算で並べ替えをする方法>
では表計算の場合、どうやって並べ替えをするかというと、
シェルフの左側にある項目で自動的に並べ替えをするのです。
ここ。

表計算の差をコピーして、もう一個作り、

不連続にして、

列シェルフから行シェルフの先頭に持ってくると、
表の一番左に表示され、その値を基準に並び替えがなされる。

<列が複数ある場合、選択したもので並べ替えたいとき>
例えば出荷モードを列にすると、こんな感じで行が複数できてしまいます。
目指す形と違いますね。

並べ替えを選んだものだけにするには、まずパラメータを作ります。

で、パラメータで選んだものだけの売上で並び替えするため、こんな計算フィールドを作ります。

これでソート用の四半期売上差を出すと、こんな感じで選んだもの以外はNULLになります。これでも並び替えには使えるかと思ったのですが

残念ながらこんな感じでNULLがたくさん行に並んでしまいます。

で、ちょっと改良します。
こんな感じにしました。

フィールドにおいて四半期の差をとるとすべての出荷モードでセカンドクラスの値が入ってきます。

不連続にして行シェルフの先頭に持ってくると、目指す形になりました。

どうゆう意味かというと、
①の部分で四半期だけ見て合計しなさいと指示して、
②の部分でその中で選択した出荷モードのみの売上を使いなさいと指示する
ことで、各四半期で選択した出荷モードのみで計算しています。
①だけだと全部の出荷モードを合計してしまいますが、②があることで出荷モードの縛りを入れているのです。Tableau以外のBIツールを利用したことがないので他はわかりませんが、単純な計算なのに計算式の理解が難しいですね。式を書かず、並べ替えはこの列基準でといった指示ができるとうれしいですね。

<オーダー年の色塗り>
さて、あとはオーダー年で色塗りをすればよいのですが、
これがまた一癖ありまして。
ポイっとオーダー日を年で入れるとこうなります。

Q1がNULLになるんですよ。
で、どうするかというと、集計計算にしてやるんです。
MINを使いましたが、MAXでも良いです。
そのあと、色の種類を変えてステップにして問題に近くしました。

正直、ここは僕は理解できません。思ったのはQ1は年をまたいで差をとっている(例えば2015年Q1は2014年Q4との差をとっている)ので、どっちの年だといわれてるかと。
他の方で四半期の差分は各年Q1から始まってるからQ1がNULLになるとおっしゃってるのもあります。でも色塗り入れる前はQ1もちゃんと前年のQ4から計算されてるんですよね。よくわかりません。
これでQ8の解答は終わりです。
長かったですね。いや、説明が長いだけだとおっしゃいましたか?
それは正しいですねー。
今回はFIXEDでやりましたが、EXCLUDEでやる方法が多く紹介されてますので、やりやすい方でやるのが良いと思います。
FIXEDを用いた方法はこちらの方がOrd8の解答解説でわかりやすく書かれています。
【Tableau】初心者向けDATA saber解説 Ord8 Q8(HandsOn - AdvancedⅠ)|かめ