極地と私
つい最近、お若いのに北極を走破した方がいたり同じくお若いのに南極観測隊を目指しておられる方がいたりと世の中素敵な人がいて嬉しい限り。
noteを教えてくれた同じく素敵なザンビア隊員に感謝。
これを機になんで私は極地に行きたくなったのかを振り返るのも悪くないと思う。
多分最初のきっかけは小学校の頃読んだ学研の学習まんが『南極・北極のひみつ』。
https://www.amazon.co.jp/南極・北極のひみつ-学研まんがひみつシリーズ-楠-高治/dp/4051002977
あの頃はこの本に限らずこのシリーズはほぼ全て読んだと思うからこの時はone of them に過ぎなかったと思う。外で遊べと言われるのが嫌だったなあ。笑
そんで高校の頃、Symforest という会社が発行していたCD-ROMのデジタル写真集、『Antarctica』。
DVDのDの字もない頃。笑
何度も見ていた。
同時期、インターネット黎明期のころオーロラの存在も知り、
https://www.mtu.edu/tour/copper-country/northern-lights/
のサイトにあった写真を見てはきれいだなあーと思っていた。
生まれたところの冬はけっこう寒いため耐性があったこともあるだろうけど、気がついたら冷たい空気が好きになっていた。
なんか、冷たい空気のところって澄んだ透明感があって好きなんです。奇特な人だ。笑
とにかく、アラサーになるくらいまでは自分が極地に行くなんて夢にも思わなかった。
アラサーになるまでの間に旅に目覚め、今以上に語学に自信がなかったのではじめは国内。
ところが全都道府県行ってしまったため、海外に行くしかなくなる。
3度目の海外で初めてのフィンランドとオーロラ。
その旅行で初めて極夜を体験してしまったため、次は白夜だろ?、と思ってしまったあの頃にはもう頭のネジがおかしかったのは間違いない。笑
8月でも白夜のところを探していて見つけてしまったスヴァールバル諸島。4度目の海外旅行先になった。
あの時に見た
昼間でも低い太陽
真夜中の青空
自分の中ではオーロラと同じくらいの印象を受けた。
それをもう一度見たくてアフリカ派遣前に行ったヨーロッパ放浪に3日だけ無理矢理ノルウェーを詰め込んだ。
そして訓練所で知り合ったこれまた若い友人から、私の職業でも南極観測隊に参加できるチャンスがあることを教えてもらい、もしかしたら、と思う今に至る。
縁があるとはまだ言えないけど、これまでのことを振り返ると最初から行けるとは思っていなかったところばかりだから、まだ分からない。
そんなわけだから、まだまだ大切に温めていこうと思う。
何が起こるかわからないから!