記録的な暑さが続く東川町〜2021年夏

連続真夏日記録を更新中

「暑い東川町　夏の記録は？」とのタイトルで、連続真夏日の記録が7月14日(水)から始まって5日間になったことを伝えたのが10日ほど前。記録はその後も続いていて、昨日28日(水)で15日連続となりました。

東川をはじめ北海道を襲っている猛暑はきょう29日(木)以降も続く予報です。まだ中間報告ですが、ひとまず東川の記録をまとめてみました。

28日には観測史上最高の36.6度

今週に入ってからは26日(月)から3日続けて気温が35度以上の猛暑日となり、27日(火)には2014年6月4日に記録した36.1度を上回る、観測史上最高の36.4度を記録。さらに翌28日(水)には36.6度を観測し、あっさり記録を更新しました。

26日(月)の35.4度も観測史上5位にランクし、文字通り記録的な暑さとなっています(順位はいずれも7月28日時点)。

東川の場合、気象庁の観測が始まったのが1977年（昭和52年）と比較的最近で、過去の連続真夏日記録は8日間でした。

旭川では連続真夏日17日の記録も

一方お隣の旭川は観測開始が1888年(明治21年)と古く、このため連続真夏日の記録としては1916年(大正5年)7月24日〜8月9日に連続17日があるそうです。気象観測が始まっていなかった東川も、たぶんこの年は同じくらいの暑さだったのでしょう。

昨年までの連続真夏日記録
東川＝8日
　1997年(平成9年)7月21日〜28日
　2018年(平成30年)7月25日〜8月1日
旭川＝17日
　1916年（大正5年）7月24日〜8月9日

旭川は今年、東川より1日早い7月13日(火)から真夏日が続いていて、昨28日時点では連続真夏日の記録が16日連続となっています。きょう29日(木)も真夏日なら史上最長タイ記録となります。

きょう29日(木)朝時点では、旭川や東川など上川地方は8月1日(日)まで30度以上の真夏日が続く予報で、この場合、連続真夏日記録は旭川で20日間、東川でも19日間まで伸びることになります。文句なしの新記録ですが、さてどうなりますか。怖いような楽しみなようなー。