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大好きな作品の完結に立ち会えること~幸福編~(上)エヴァンゲリオン



作品が完結するということは、いろんな感情を生む出してくれます。私は1年間で、ヴァイオレット・エヴァーガーデンとエヴァンゲリオン(ヱヴァンゲリオン)という大好きな作品の完結に立ち会うことができました。そこで産まれた感情をあえて言葉にして、皆さんにお伝えしたいと思います。

  エヴァとのファーストインパクト

「自分がアニメが好きだ」と自覚する高校1年生位までの自分のエヴァンゲリオンに対するイメージが、「エヴァンゲリオンって気持ちの悪いオタクがハマって見てるもの」というのがあって認識はしてるけどけん制していました。 しかし、高校に入ってから部活の顧問の先生(女性で20代後半)の先生がPCの壁紙をなんの恥ずかしげもなくカヲル君にしていたり、部活の話し合いの後、ゲームでエヴァとのコラボでお目当てのキャラが出なくて悔しんでいる姿を見て、以前にあったイメージが少し払拭されて、先生からの勧めもありアニメ版を見始めて私はエヴァとのファーストインパクトを果たすのです。

 ファーストインパクト後の自分とエヴァとの8年

  ファーストインパクトの私は、3か月で当時公開されてすぐだった、「ヱヴァンゲリオン劇場版:Q」までの作品をすべて見るという暴走状態に入り、半年後には顧問の先生と話をしていました。残念ながら顧問の先生とは一年でお別れしてしまいましたが、もし先生とあっていなければ、今でも変な偏見でエヴァンゲリオンに出会ってなかったかもしれません、そして西暦2015年、高校3年にして、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」をレンタルして視聴をして、「内容の意味が全く分からないけれど、ヴンダーカッコいー」という小学生の感想を抱いた訳ですが、見ていただいた方ならお分かりだと思いますが、前作の「ヱヴァンゲリオン劇場版:破」の内容と次回予告の映像と「ヱヴァンゲリオン劇場版:Q」の本編映像が全くリンクしてなくて、ほんとに意味が分からなくて頭の中に「???」の嵐です。そこからは履歴書書きや面接の練習をしながら考察サイトや考察動画を見て考察する日々が訪れ、社会人のなってからは庵野監督の事を調べはじめ「シン・ゴジラ」も視聴して、エヴァ新幹線にも乗り、流れる月日6年、立派なアニメヲタク、エヴァファンになった私は劇場に向かったのです。

 最初にして最後の劇場初視聴そして完結

  私にとって、最初にして、最後の劇場のスクリーンで見るエヴァンゲリオン(新劇場版を年末から年始にかけて近くの映画館で、やっていましたが仕事の関係上、感染予防対策のため映画館に行くことがはばかられた為、断念しました。)視聴後、内容に対しての感想もいろいろ浮かびました。でもやっぱ入り一番は「庵野監督、本当にこんな素晴らしい作品を産み出しそして完結させてくれてありがとうございます。」こと一言につきました。そして、8年間に及ぶ私の心を渦巻いていた混沌(カオス)が一つの決着を迎え「さらば、全てのエヴァンゲリオン」の言葉と共に、物語の完結を見届けたのでした。

 あとがき

今まで、読んでいただきありがとうございました。私にとってのエヴァンゲリオンはたったの8年半しかも前作の「ヱヴァンゲリオン劇場版:Q」が公開されたあとからの為、TVシリーズ放映時からリアタイをされていたファンの方からすれば、26年にも及ぶ長きにわたり作品を愛し続け、TVアニメ版、旧劇場版の完結(あの結末をリアルタイムで見た方のメンタルとそれを受け入れられたファンの方は本当にすごいと思います。)を経てそして今回の完結まで愛しぬかれた方には本当に頭が上がりません。ほぼ人生の大半をエヴァと過ごしてこられた訳ですからね・・・いや凄い 記事にも書いた顧問の先生と深夜アニメというものを教えてくれた先輩がいなければ、今ここまでアニメについて、世の中に自分の思いを伝えたくてnoteを書こうするアニメヲタクになってなかったと思うし、エヴァンゲリオンに出会えたからこそ、別の記事でも感想を書いている「宇宙よりも遠い場所」をはじめとした、他の大好きなアニメに出会うことができました。音楽を聴くきっかけになったのが忌野清志郎さんなら、エヴァンゲリオンはアニメをみるきっかけになる作品でした。  

  次回はもう一つの作品、ヴァイオレット・エヴァーガーデンについてと、この二つの作品の完結に立ち会えてよかったと思えたことについて書いていきたいと思います。

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