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岡山城と後楽園
先日帰省した際に訪れた岡山城と後楽園を、写真で簡単に紹介しようと思います。
岡山城は備前、備中の国を治めていた城です。
この地域はヤマト王権の時代からとても重要なエリアとされていて、全国でも畿内に次いで古墳が多い場所です。
備前で栄えていた福岡の町は、現在の福岡の名前の元になった場所としても知られています。
岡山城の歴代城主はなかなかの大物揃いで、宇喜田秀家、小早川秀秋、と変わって、池田輝政へと継がれます。
池田輝政は世界遺産の姫路城を造り上げた大名です。そして後楽園を造ったのは第6代岡山藩主の池田綱政。
城の北側に位置する広大な後楽園は、日本三名園のひとつとされています。日本三名園は兼六園、後楽園、偕楽園となっていますが、個人的にはこれに香川県の栗林公園を加えて、日本四名園と呼ぶのが本当は正しいと私は思っています。
後楽園は池泉回遊式の大名庭園ですが、地図を眺めればわかるように、明らかに軍事的な意図があって造られており、強力な防衛網の役割を担っていたと考えられます。
日本庭園は結構、写真家泣かせだと思います。
長年あちこちの日本庭園を撮影していますが、日本庭園はもともと自然風景に空想世界を当てはめて、さらにミニチュア化したものであるため、写真に納めると「ただのチョット綺麗な庭」にしか見えないことが多いのです。
日本庭園を楽しむには雰囲気がとても大切です。
ありきたりの観光で急いで訪れても、その良さは1割も感じられません。修学旅行やツアー旅行で行くのがあまりお勧めできない理由が、これです。
たぶん修学旅行やツアー旅行で訪れても、「へ~」で終わってしまいます。
もしも行くなら十分に時間を取って、少なくとも半日くらいはブラブラする必要があると思います。
日本庭園は見た目よりも遥かに奥の深い世界でもあるので、じっくりと鑑賞すれば、いろいろな感動が得られること請け合いです。
きっと日本文化の凄さを実感できるでしょう。
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