日仏共同訓練
フランスとの共同訓練が行われると聞きつけて、新田原基地へ出かけてきました。
最大の難関はこの暑さ。宮崎の夏は33℃くらいでしょうか。関東よりは遥かに快適ですが、それでも暑い。
離陸時のシャッターチャンスはせいぜい10秒間くらいだと思います。
当然のことながら離陸時間は告知されないため、たった10秒のために数時間、炎天下でカメラを抱えて待ち続けることになります。
持ち込んだレンズはLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6です。
このレンズの最大の特徴、それは520gしかない重量です。
マイクロフォーサーズなので35mmフルサイズに換算すると最大600mmの換算になるわけですが、それでいてテレ端でF5.6の明るさを誇るという驚異的なレンズです。
これで520gなのだから、やっぱり凄い。
目当てのフランス空軍機ラファールは、私が現地に到着後30分くらいで上がりました。ラッキーです。
この日は関東かどこかでの演習らしく離陸が早い。
しかしアンラッキーなことに、軽量戦闘機ということもあって離陸ポイントがかなり遠くになり、撮影ポイントからでは戦闘機の腹しか見えない。
とほほ。
もうちょっとサービスしてくれてもいいのになぁ。
訓練に2機しかやってこないことからもわかるように、もともとこの訓練は軍事的な目的よりも周辺国へのアピールを重視していると思うので、ギャラリーや取材陣のカメラへの配慮は欲しいところです。
その点、日本の航空自衛隊はよくわかってらっしゃる。
離陸時の推力を絞り込んで、低空でゆっくり通過してくれたかと思うと、別の機は通過した直後に急上昇を披露してくれたり。
やっぱ日本の航空自衛隊は素晴らしいなぁ。
去年やってきてくれた岩国の米軍機も羽を振ってくれたり、サービス満点でした。
そんなわけで、今日はちょっぴり残念でしたが、それでもフランスの最新鋭機を見ることができてありがたかったかな。
デルタ翼機なんて見る機会ないもんなぁ。
パイロットのみなさんお疲れさまでした。