夏とカレーとリュウゼツラン
夏だ!
暑いけど、夏好きの自分にとっては最高。
もくもくと成長する巨大な積乱雲を見ると、あの向こうに行きたい!といつも思ってしまいます。
中国経済が完全に崩壊して以来、数か月以上にわたって大気汚染がほとんどやってこないので、宮崎ではずっと青い空と青い海が見えています。
私はカレーが大好きで、あんまり辛いのは苦手なんですけど、とにかくカレーが好き。
家でもいろいろなレトルトカレーを週3回くらい食べるし、ココイチも好きです。カレーは夏にぴったりで、夏と言えばカレー!みたいな感じでしょうか。でも年中食べていますが。
カレーを食べると活力が生まれます。
チェーン店であっても少しずつ違うんですよね。これがまた面白い。
同じような材料や同じようなコストをかけても、美味しさが違う。
写真と同じなんですよね。結局は作り手のセンスや技術によって味が違ってくる。その差を楽しむのも面白いです。
さて、そんな中、今年も日南海岸でリュウゼツランが咲きました。
リュウゼツランは巨大なアロエみたいなやつで、2mくらいあります。
数十年かけて成長し、最後の年に花茎を一気に垂直に伸ばして花を咲かせ、そして1週間ほどで枯れて死んでしまいます。
花茎の長さはなんと10m近くになります。
今年は過去最多の13本くらいが花を付けていました。
ずらっと並んだその姿は、さすがに日本ではここだけしか見ることができないでしょう。圧巻です。
数十年に一度しか花を咲かせないので、恐らくここ1、2年くらいがピークで、次にこのような風景を見ることができるのは半世紀後くらいかもしれません。
全力で天に向かって花茎を伸ばすその姿には、凄まじい力を感じます。
わずか1か月そこらで、10mにも及ぶこれほどの太い茎を伸ばすのですから、とんでもないエネルギーを必要とするはずです。
生きることを全うする素晴らしさ。
生きることの尊さを教えてくれます。
世界は青い。夏がやってきました。