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リュックを背負って観音池公園を散歩する

 宮崎市の隣、都城みやこのじょう市にある観音池公園を訪れました。平日ならほぼ人はいないだろうし、静かで落ち着いているだろうと思って散策することにしました。
 今年初めてと言ってよいほどのちゃんとした秋晴れで、大気汚染もほぼ無し、素晴らしい条件です。

 が、到着して早々、驚く羽目に。
 なんと池に水がない!

 イヤイヤうそでしょ。せっかくの秋晴れで、水面に映りこむ青い空を楽しもうと思ったのにぃ。
 確認はしていませんが、たぶん崩壊した護岸工事か何かのために水を抜いているかなぁと思います。
 うーむ、参ったぞ。

 しかしこんなことでは諦めません。
 とりあえず頭をリセットして、池の周囲を歩いてみました。
 まぁいつもはやらないようなスタイルの撮影とかをひねり出してみたり、いろいろごにょごにょやってみました。
 一周するとあっという間に2時間ほども経過していて、ちょっとびっくり。

 歩くときはリュックを背負うのがおススメです。
 両手を空けると撮影が楽になって行動力も増えるし、暑かったり寒かったりしたときに、必要な衣類を持ち運ぶことができます。
 食べ物や飲み物も簡単に運べます。

 さてリュックを購入する時に気を付けることがいくつかあります。
 一般的には必ず背負ってみて確認するということが、まず大事です。
 ネットなどの紹介を見ると「背面長」、すなわちリュックが背中に接する部分の長さについて紹介してあると思います。この部分が長すぎたり短すぎたりすると背負いにくかったり疲れたりするので、もちろん背面長を意識する必要はあります。
 しかし、この背面長が実はワナだったりもします。
 と言うのも服のサイズと同じで、メーカーやリュックによって背面長の基準が結構まちまちで、この背面長にこだわり過ぎると逆に選択を間違ってしまうのです。
 あくまで参考程度に考えたほうが良く、極端にこだわらないほうがいいです。少しのズレなら許容できるかと思います。
 逆に背面長背面長七面鳥とうるさい記事は、恐らく他の記事を写しただけの本当は詳しくない人が作った記事なので、あまり信用しないほうがいいです。
 まずは背負ってみることが大切だと思います。もちろん店員さんのアドバイスも大切ですが、とにかく背負ってみて自分がどう感じるか、これが一番大切です。

 また、ある程度長距離を歩いたり、一泊程度で山に登ったりする目的があってリュックを購入する場合、本当は8~10キロ程度の重量物を詰めて試着するのがベストですが、ただしこれは店によって対応できないところが多く、かなり難しいかもしれません。

 なんか難しいなぁと思うでしょう。そう、結構難しいのです。
 で、私が一番お勧めするのは「ド定番」のモデルをまず選ぶ、ことです。
 どのメーカーでも長年販売しているド定番モデルがあり、これが一番安心です。定番であることには理由があるというわけです。

 私はミレーがお気に入りで、サースフェー(SAAS FEE NX 30+5)というド定番モデルを使用しています(ステマは嫌いなので今回もリンクは貼りません)。
 流行りの軽量タイプリュックではないので少し重く感じるため、女性にはお勧めできないかもしれませんが、とても小技がいっぱいあって便利です。
 しかもリュックがしっかりしていて頑丈、剛性が高く、カメラ用のインナーにレンズやカメラをぶち込んで運んでも安心感があります。
 ポイントはカメラ用のインナーケースをアマゾンなどで買って別に用意することです。これによっていわゆる市販の「カメラリュック」などよりも遥かに便利で快適な撮影が可能になります。
 このリュックは2層式になっているので、上段の一番下にこのインナーを放り込むとすっぽり収まり、重量バランスも悪くありません。1層式だとカメラやレンズの重さでどんどん下に潰れてズレてしまうので、撮影目当てならば断然2層式がいいと思っています。
 いろんなところに色々入るので、小物が多くなるカメラマンにはかなりお勧めできます。

 そんなわけで、秋晴れの一日を楽しんできました。


見事な地衣類。地衣類は最近になって動物と植物の複合生物であることが解明された。

※使用カメラ&使用レンズ

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO


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