四国ぶらり旅 4/4
旅の３日目は高知での鍾乳洞観光を終えて、一路、愛媛県の松山市へ。
松山市と言えば、道後温泉。
日本最古級の温泉地であり、小説「坊ちゃん」でもお馴染みの夏目漱石に愛された場所です。
レンズはLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.を付けたまま、ホテルでの食事を済ませて夜の温泉街を少し撮影して周りました。
道後温泉には先の夏目漱石にも絶賛された道後温泉本館があり、あまり調べていなくて知らなかったのですが、どうやら７月に保存補修工事が終了したばかりのようで、運よく完成直後の様子を撮影できました。
道後温泉本館
この写真を見てもわかるように、LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.はずば抜けた性能を持っています。写真は色調以外無補正ですが、F1.7開放撮影であるにも関わらず隅々まで解像し、全く破綻がありません。
こんなレンズはそうそう無いでしょう。
例えば次の写真。
同じく道後温泉本館をF1.7開放撮影したものですが、左上と左下を見てみましょう。
「ヤベー」レベルです。
レンズの中央かと思うくらいちゃんと解像し、像の流れが全く感じられず、滲みもなく、すだれの１本１本が正確に描かれ、注意書きの文字も全く歪んでいない。
これ画面の端っこですよ。しかも開放撮影ですよ。
そして重量が125g。２万円くらいの魔法のレンズ。
ギョッとするほど高品質です。
パナソニックはそもそもトップクラスの高度なレンズ設計技術を持っていて、ライカのブランドなんて全くいらないのに、残念ながら今はライカブランドに頼っています。
ちなみに私はライカ基準で設計されたパナソニックのレンズよりも、パナソニックオリジナルのレンズのほうが性能が高いと見ています。
かなり優れた設計者がいると思うので、ブランドに頼らずもっと自由に設計して楽しいレンズを出せばいいのになぁと、いつも思っています。
まぁそれだと一般人にはぜんぜん売れないのでしょうね。みんなブランドに弱いから。。
道後温泉には有名なからくり時計があり、こちらも撮影してきました。
時計の名前は「坊ちゃんからくり時計」。
通常は１時間おきに動くそうですが、この時は３０分おきに稼働していました。なかなか見応えのある賑やかで楽しいからくりが仕掛けてあって、私はこのからくり時計が大好きです。
宮崎空港にも有名なからくり時計がありますが、こういうのって本当に楽しいと思います。旅気分をアゲアゲにしてくれますよね。
坊ちゃんからくり時計
翌日は松山城を軽く観光して、宮崎へと無事に帰ってきました。
レンズもカメラも身軽だと、旅は格段に楽しくなりますよ。
もう夏も終わりだなぁ。
[ おしまい ]
ホテルのラウンジにて
坊ちゃん列車
道後温泉街にて
松山城
愛媛県佐田岬