見出し画像

夏空全開!

 南九州は7月に入ってから連日素晴らしい夏空となっていて、夏が大好きな私はウキウキ気分を抑えられずに出かけてきました。
 コースは宮崎市から南下して日南を通過し、志布志しぶし湾の入口となる串間くしままでの折り返し。

 持ち出したレンズは超高性能レンズのLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.。実売価が2万円程度という低価格ながら、ぎょっとするほどの高性能レンズ。
 そして相方となるカメラは、なんとOLYMPUS E-PL1です。
 14年前のカメラです。

 1200万画素あり画質は十分で現在でも通用するのですが、シャッター速度が最高で1/2000秒までのため使い勝手が悪く、ほとんど使わずに保管しています。
 お洒落な外観がとても気に入っています。
 今のカメラ業界は、このような遊び心を完全に失ってしまいました。
 いかにしてユーザーからお金を搾り取るかだけを、考えているように見えるのです。オーディオ文化、自動車文化が大失敗し終焉した道をトレースしているわけです。先人から学べばいいのに。
 商品というものはユーザーとの間に交わされる契約のようなもので、釣り合わなければユーザーは見放します。
 ところがメーカーは商売を続けるうちにだんだんと横柄になるのが資本主義の特徴で、最終的にユーザーを満足させることを目的とせず、文句を言わずについてくる金持ちとそれを賞賛する資本家だけを相手にするようになるわけです。
 一時的にはそれでも通用するのですが、その状態に陥った文化は約10年スパンで衰退し、気が付いた時には完全に終了しているということになります。今のオーディオ文化や自動車文化を見ての通り、もはやいくらユーザーに媚を売っても、誰も戻ってきません。

 カメラにガジェット感を求める層は一定数存在し、E-PL1のようなこういうカメラを望んでいる人はいます。
 最新の技術を搭載する必要はないし、お洒落でカッコいいデザインと、できればオモチャのようなEVFが付いていれば、まぁまぁ売れるのではないかと思うのですが。
 もちろん若者が手を出しやすいように、お手頃な価格も必要です。
 高級ブランド化なんていう発想は、もう古い。

 さて「これぞ夏!」という風景の中を、ぶらぶら走ってきました。
 日南海岸は日本有数のドライブ・ツーリングルートです。
 宮崎と日南の間に高速道路ができて以来、海岸沿いのこの道を通る人がほとんどいなくなり、個人的にはありがたく思っています。

 ようやく夏本番。暑くて幻想的な素晴らしい風景に出会えることを、楽しみにしています。


OLYMPUS E-PL1 / LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
OLYMPUS E-PL1 / LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
OLYMPUS E-PL1 / LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
OLYMPUS E-PL1 / LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.
OLYMPUS E-PL1 / LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?