新田原航空祭2023
新田原航空祭に行ってきました。
いつもは万能望遠スーパーレンズのLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6を持ち出すのですが、今年はテストを踏まえてM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISを持ち込みました。
今述べた通りLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6は万能望遠スーパーレンズで、写りも十分に許容範囲で、明るく、そして軽く小さく、航空祭にこれほどマッチするレンズはないだろうというくらい素晴らしいレンズです。
焦点距離も申し分ないです。
しかし新しい道具であるM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISに慣れる必要があるため、こちらを持ち込みました。
しかもテレコンのMC-14を装着したままのテストです。
航空祭において、テレコン込みでは140mm-560mm(35mmフルサイズ換算280-1120mm)となり、焦点距離は長すぎて追うのに苦労するし暗くなってシャッター速度は落ちるし、かなり無意味な状態です。
航空祭で必要になる一般的な焦点距離は、50-400mm(換算100-800mm)くらいです。
それでも今後このシステムをテレコンをつけっぱで使用するために、慣れておく必要があると思って修行のつもりで持ち込みました。
最初に苦労した、というか正直参ったのが、パナのレンズとズームの回転方向が逆であること。
意識していれば大丈夫だろうと思っていたのですが、いやぁ厳しい。
中間の焦点距離から、撮影中にズームしようと思ったら最速でズーム動作を行わないとダメなわけですが、ほぼ100%反対に回しました。
お陰でシャッターチャンスはことごとく消えていくことに。
560mmもあるので、高速で移動する戦闘機を一発で捉えるのは困難で、300mmくらいで捉えてからズームする方法を取ったのですが、ズームするたびに、「えーっと、どっちだっけ!?」となってしまいます。
外部の照準装置がいるのかなぁ。大げさすぎてイヤだなぁ。
というわけでLUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6との併用はムリなのかなぁと悩んでいます。LUMIX G VARIO 100-300mm/F4.0-5.6は旅で持ち出す程度にするしかないのかもしれません。
あとはテレコン装着状態では、ちょっとピントが怪しいなと感じることがちょくちょくありました。
特にこの日はすこし霞みがかかっているような感じで、大気汚染は中の下くらい、大気の揺らぎはかなり激しい。さらに常時、完全に逆光。
これに戦闘機のエンジンから放たれる陽炎がAFを邪魔するのか、これはいけたハズ!と思っても、ピントを外していることがそこそこありました。
マニュアルフォーカスで合わせたほうが、楽かもなぁ。
今回は特別塗装機が無さそうで少しがっかりしていたのですが、なんとE-2C早期警戒機がダークホースで登場。
楽しかった。
最後の1枚は、翌日に宮崎空港でテスト撮影したものです。