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新田原基地エアフェスタ2024

 新田原にゅうたばる基地エアフェスタに行ってきました。

 疲れたぁ。もうこの一言のみ。それ以外思いつきません。
 人混みが何よりも苦手な私。周囲の人口密度が上がると、超絶疲れます。ディズニーランドも貸し切りでないと行かないぞと宣言している私。たぶん、今年いちばん疲れた撮影でした。
 それでも今年最後の本気撮影イベントなので、頑張ってきました。

 いつも通りプロ野球撮影と同じく連写を使用せず単写のみ。
 撮影した写真の現像は枚数も少なくて、家に帰ってからの作業は楽ちんです。
 時速800km以上でぶっ飛んでくる奴を捉えるので野球撮影よりも遥かに大変ですが、まぁそこが面白いところで頑張りがいがあるってもんです。
 天候は快晴。
 大気汚染はPM2.5の値が、約8㎍/㎥。若干霞んでいるけど、まずまず。
 最大の難点は、新田原基地独特の超逆光撮影。
 ほとんど常に逆光での撮影になります。つまり逆光の光を利用しないと良い写真は撮れません。カメラマン泣かせ。
 そしてもうひとつ、晴れたのはいいけど「大気のゆらぎ」が激しい。ある一定の距離を離れてしまうと、猛烈なゆらぎによって全く解像しなくなってしまいます。ベストを狙うなら結果として近距離での撮影をメインにする必要があり、ただでさえとんでもない高速で突っ込んでくる機体を、近距離で正確に捕捉しなければなりません。
 いやぁ、やりがいがあるねぇ。疲れるけど。。

 今年のメインはステルス戦闘機のF-35Aです。
 青森県の三沢基地からやってきたそうで、遠路はるばるお疲れ様です。
 今日はこの機体の機動飛行中にベイパーコーンが現れ、しかも光の屈折現象によって非常に珍しい一枚を撮影できました。
 現れた幻影は逆光ならではの屈折現象だと思われ、かなり面白い一枚です。こんなのが撮れるんだなぁ。
 自称「逆光マスター」の私としても満足な一枚です。
 もうこの一枚だけで満足。
 本当に気に入った写真なんてものは年に3枚も撮れれば良いほうなので、今年最後の本気撮影で撮れたのはよかった。

 はぁ~でも疲れた。
 少し枚数がありますが、どうぞご覧ください。


直線距離で55km離れた高千穂峰。大気汚染はまずまず少ない。
親指立ててガッツポーズのパイロット。芸が細かい。
大気の揺らぎで解像が落ちてます。朝の1枚。気温は4℃。
大サービスで激しい機動を行っていました。素晴らしかった。
頑張る築城基地のF-2。しかしドクターヘリ通過によって中断終了。
特別塗装のF-2
いよいよF-35Aが始動。すごい注目度。しかしカッコイイ。
ウェポンベイを開放して通過するF-35A。
F-35A幻影付きベイパーコーン。スバラシイ!!
近距離なら揺らぎの影響を避けてシャキッと写るが、
そもそも機体が黒いため逆光では厳しい。
個人的にはコレが一番かっこよかった。T-7練習機。
F-35A正面。エアインテーク内に旭日旗を模したデザインの蓋。
F-2特別塗装機
T-4特別塗装機

使用カメラ&使用レンズ

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OM SYSTEM OM-5
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

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