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ヒグマと、木々のない世界。
木のない世界へ。 -森の移動祝祭日 08
2024年1月より新しいマガジン『森の移動祝祭日』を始めました。
私の自然観に写真を添えたエッセイ。有料記事で、月1回更新です。
興味のある方は覗いてみてください。どうぞよろしくお願いします。
理想的な距離感とは。
野生動物を被写体に撮影活動を続けていると、
そんなことをふと思うことがよくある。
撮影において、最も良い写真という形の残せるのは
どれくらいの距離感か。
もちろん、その意味合いも強いが、私の場合
いかに相手の存在を感じられるか。
という、観察者、自然愛好家としての感覚も多分に入ってくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1725086726578-ELU3rwY3LL.jpg?width=1200)
2012年の夏に撮影を始めて以来、
知床半島で、川や森など見通しの効かないフィールドに
単独で入り、ヒグマたちの表情を間近に見てきた。
その時の被写体との視線のやりとりの経験は
今でも僕の写真の大切な要素になっているが、
それだけではない他の何かを、求めていた部分も
当時からあったのだ。
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