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クマが撮れない。 ~nobuさんの山と、秋の総括~

10月に入ってすぐ、山形に知人のnobuさんを訪ねた。
あつかましくも、彼が歩く、クマが棲む山の案内をお願いしたのだ。
nobuさんとはnoteメンバーシップ『クマのサブスク』で知り合った。
立ち上げ時からのメンバーで、その後、イベント『鹿フェス奥会津』に来てくれて初めて直接会った。ちなみにこのイベントも、サブスクメンバーの方が主催するイベントで、僕はカメラマンとして仕事で来ていた。その後、山形や福島の山で二人でクマの痕跡をたどってあちこち歩いた。参加者は2人だけだったけど、これが最初のサブスクのオフ会だった。


nobuさんに先導されて、クマが来る森を歩いた。

今年の初夏、ヤマザクラの木に上るツキノワグマ、フキの葉を食べるヒグマと、僕は狙っていたシーンを撮ることができ、夏は北関東でさらに良い出会いもあって、特にツキノワグマは良い一年になるという予感があった。しかし、体調不良や、いくつかの撮影案件の変更等、些細なことがきっかけで僕自身の予定が狂い、リズムもズレて、全く波長が合わなくなってしまった。

日本のクマを追う上で、欠かせない絵がある。

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