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【クマの本】たくさんのふしぎ - となりにすんでる クマのこと

オススメのクマ本を紹介する記事、第二弾はイラストレーター菊谷詩子さんのツキノワグマの絵本。絵本の紹介は皆さんお読みいただけますが、メンバーの方にはプレゼントもお知らせも…!!どうぞ最後までお読みください。

菊谷さんがツキノワグマの絵本を出版される、ということで楽しみにしていました。速攻でAmazonで予約をしたのですが、好評のため在後切れでキャンセルされてしまうという事態に…! 届くのが待ちきれなくて電子書籍で購入し拝読しました。思った通りの素敵な絵本!
でもやっぱりこの本は紙で手にとってご覧になることをお勧めします。


あまりお見せするともったいないので少しだけ、写真を…。
樹上にできた「クマだな」から始まる身近なツキノワグマの物語。
クマと人との関り、その課題を優しい語り口で、
しっかりと伝えてくれます。
今、クマの事故がニュースを騒がせるご時世ですが、もちろんこの本は付け焼刃ではなく、軽井沢を中心に、クマの対策に取り組むピッキオさんへの
長い取材をもとに丁寧に作られた絵本になっています。


丁寧な取材に加えて、あたりまえなんですけど
絵がとても素晴らしくて。
ツキノワグマの表情をとても丁寧に描かれており、
作者のお人柄とクマへの思いがうかがい知れます。

変な話、巷にあふれるクマの絵って、ヒグマなのかツキノワグマなのか
なかなかわかりにくいものなのですが、菊谷さんが描くツキノワグマは
まぎれもなくツキノワグマで、とても愛らしく、美しい。
それだけでも一見の価値あり、なのです。


ここには載せませんが、物語最後の一枚の絵が僕は好きです。
それはクマの一年の終わりを感じる、森の寒々とした空気を思い起こさせるような一ページで、あと「コレとクマだな間違わないでね」という
ちょっとした読者への優しさも感じられる。そんな気がしました。
考えすぎかな。笑)

お勧めの一冊、ぜひ皆さんも、手にとってご覧ください。


さて!クマのサブスクメンバーの方へ! プレゼントのお知らせです。

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