Kazetarians =風民
🍃Kazetarians=風民🍃
Fandom overcoming cultural and language barriers.
最近、すっかり英語での発信が多くなってきた藤井風。海外進出がいよいよ現実のものとなってきた。
海外の風ファンについての現時点での私個人の印象について書いてみた。
何をもって海外進出というのか、海外LIVE、ワールドツアー、それとも海外に拠点を移すのか。海外のヒットチャートに昇り始めた時点で、もうとっくに海外進出のような気もする。そんな状況の中で、日本の風ファンが騒ついている事は間違いない。
遠くに行っちゃうとか、寂しいとか、英語ばかりで分からないとか、色々なコメントがSNSを飛び交っている。
藤井風は正にこれから世界に挑もうとしているのだから、彼の目はいま海外に向いているだろうし、それは仕方のない事のように思える。
Kazetarians という言葉が注目を集め、本人がそれに言及した事もあり、一部の風民は海外ファンに推しを奪われたような気持ちになったようだ。
昨日、TwitterのスペースでKazetarians達が風愛を語っていると言うので、興味本位で覗いてみた。スペースは初めてだったし、よく使い方も分からなかったけど、Kazetariansが藤井風の事をどんな風に思っているのか凄く興味が湧いてきたので、無謀にも会話に参加してみた。
海外と一口に言ってもみんな多様なバックグラウンドで、それぞれに話す言語も文化も違う中、風を推しているという共通点だけで繋がった不思議な縁だ。
会話に参加してみると、みんなお互いの事を尊重し合い、思いやりに溢れ、そこには温かい空気が流れていた。
当然使われている言語は英語で、ネイティブもいれば、片言の人もいた。そして会話に参加しているメンバー以外に200人以上の風民がその会話を聴いているという状況は、ちょっと恐ろしくもあった。
話題は風のキャラから楽曲、MV、YouTube動画、そして聖地にまで及んだ。
とても新鮮だったのは、会話が盛り上がるとその都度、ホストが日本人リスナー達の為に通訳をして欲しいと誰かしらに頼んでくる事だった。最初何を頼まれているのか、誰に頼んでいるのか、全く分からず、キョトンとしてしまったが、弾む会話の最中、大勢の日本人リスナー達のことを思いやるその心に感動した。
そして一番驚いたのは、風の楽曲について語る彼女達はその詩に込められたメッセージをちゃんと理解し、受け止めているという事だ。
例えば「帰ろう」は他の曲とはちょっと一線を画す、風の死生観を描いた曲だが、その歌詞に込められた意味をちゃんと理解していて、日本人の私達と同じようにそこから学んだり、インスパイヤされたり、癒されたりしている。
藤井風の曲は、言語や文化の壁を越えて世界の人々にしっかりと届いていた。深い感動で胸がいっぱいになった。
彼女達は日本語や日本の文化にも興味を持ち、いつか日本を訪れたいと言っていた。
膨大な量のYouTube動画も網羅し、日本語の歌詞の意味を理解し、非常に勉強熱心だ。風民に負けない、もしかするとそれ以上の熱量で藤井風を応援している。
彼はこれから世界と日本の架け橋となり、日本の未来に多大な貢献をするかも知れない。そんな瞬間に立ち会える幸運、感動で胸が熱くなった。改めて藤井風の凄さ、魅力を再認識した。
Kazetariansは日本の風民の事をとてもリスペクトしているし、風民と競い合う気など毛頭ない。文化や言語の壁を乗り越えて感動を分かち合い共有しあえる、そんな気がした。
Kazetarians=風民
みんな違うけどみんな同じ。
これからも海外Kazetariansと交流していけたら素晴らしい事だ。藤井風を通して広がる世界、繋がるご縁。
Kazetariansは国境や言語のバリアを超えて一つになれる、そんな気がしている。