ソフトウェア・アーキテクチャの面からWeb2.0とWeb3の違いを分かり易く解説
メルマガに、ソフトウェア・アーキテクチャの面から Web2.0 と Web3の違いを解説しているので、ここにざっと要点だけ書きます。
最近主流のリアクティブなSPA(Single Page Application)のアーキテクチャは下の図の通り。スタティックファイルをロードして来て、クライアント側でJSON形式で取り込んだデータとバインドする。ReactやVueでアプリを作ると、自然にこうなる。
これがWeb3の時代になると下の図のようになる。サーバー側にあった、ビジネスロジックとデータベースが、スマートコントラクトに置き換わっている点に注目。これがいわゆる、Dapps。AWS/Azur/GCPに一切頼らない、Decentralizedなアーキテクチャ。
それに対して、スマートコントラクトは使っているものの、クラウド上のデータベースやビジネスロジックを使っているアプリケーションも沢山ある。decentralizedではないので、Web2.5と呼ぶべき「なんちゃってWeb3」。ここの違いをしっかりと認識することがとても重要。
「Web3について、こんな風に分かりやすく解説して欲しかった!」と感じた人は、是非ともメルマガをご購読ください。この手のことを分かりやすく解説することに関しては自信があります。
おわりに
シンギュラリティ・ソサエティでは、テクノロジーがどのように社会に影響を与えるか、様々な議論をしています。 DAOなどに代表されるブロックチェーンやスマートコントラクトのテクノロジーは、社会や経済の仕組みをコード化し、透明且つ効率に仕組みに刷新する可能性を秘めています。
現在、シンギュラリティ・ソサエティでは、DAOやDeFi、Smart Contractなどの勉強や開発、NounsDAOへのプロポーザルプロジェクトなど、Web3の活動も行っています。今後もこれらに関する記事を発信していきますのでお楽しみに!