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【伴走スタッフ日誌10】シングルマザーズデジタルキャンプ・インテンシブコース2期実施レポート:最終成果発表会①

「自分らしく働く」を目指し、6カ月間じっくり取り組む就労支援プログラム「シングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブ(集中)コース第2期」。

伴走スタッフの檸檬です。この記事では、本プログラムの集大成である最終成果発表会についてご報告します。


最終発表会

2024年10月12日(土)10時30分から11時30分まで、赤坂日ノ樹ビルにて、シングルマザーズデジタルキャンプ インテンシブコース2期生の最終成果発表会を実施しました。

いつも応援いただいている株式会社日ノ樹さんに開催のご協力をいただきました。


シングルマザーズデジタルキャンプについて

シングルマザーズデジタルキャンプは、ひとり親の女性を対象とした休眠預金を活用して実施されるデジタル就労支援プログラムです。

今回の発表会には、休眠預金の指定活用団体であるJANPIAさま、そして資金分配団体であるグラミン日本さまにもご列席いただきました。

6カ月間の道のり

私たちの就労支援プログラムの特徴は、就労の土台となる「心身のセルフケア」「自己探求」「ピアサポート」を支援することです。

シングルマザーズデジタルキャンプの特徴

シングルマザーが長期にわたって元気に働き、生活を安定させるためには、この土台の支援が重要だと考えています。

インテンシブコースの6カ月間を通じて、受講生は定期的にセルフケア講座に参加し、自分の心身に意識を向ける習慣を身につけてきました。

シングルマザーのセルフケア講座

また、グループリフレクションを通じて仲間とともに自己探求を行い、スモールステップを積み重ねてきました。

さらに、全6回の早朝集合研修では、どんなキャリアにも活かせるライフスキルとして、コミュニケーションや自分の価値の表現、リーダーシップについて学びました。

9月のリアル親子キャンプでは、仲間との連帯感をさらに深め、各自のキャリアビジョンを深く掘り下げる時間を持ちました。

直前まで準備する粘り強さ

受講生は、親子キャンプ後の約1カ月をかけて、発表に向けてスピーチとスライドの準備を進めました。

限られた3分間で、聴き手に想いを伝えるために、何度も何度も壁打ちを繰り返し、自分のビジョンを明確にする作業を重ねました。

早朝や子どもが寝た後などのすきま時間を使って、最終発表会前夜までブラッシュアップを続ける受講生の姿が印象的でした。

また、受講生同士がエンパワーし合う姿を見て、私たち伴走支援スタッフも心を打たれ、深い感動を覚えました。

さぁ、この6カ月間の一人ひとりの取り組みの成果を、皆さんの前で発表する日が来ました。

次回の記事で続編をお届けしますので、お楽しみに!

文責:檸檬(伴走スタッフ)

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NPO法人シングルマザーズシスターフッド
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