兼夫問答②

読者の皆さん、こんばんは。
個人事業、長時間労働の方、働く母親の方を応援する、石原兼夫です。

久しぶりの旅行に出掛けており、昨日は記事をアップ出来ずにおりました。一日とびますが、今日から、改めて書いていきたいと存じます。


兼夫問答パート2、義理の息子との対話を記事にします。


息子「義父さん、俺、最近スポーツジムに通い始めたんだ。コロナ太りってやつを解消しようと思ってね。でもさそのジムで困ったことがあってさ。」

私「ほう。どうしたんだい?」

息子「マンツーマンのコーチがついて運動指導をしてくれるんだけど、そのコーチが自分と合わない気がしてさ。俺は腹筋を中心に鍛えたいんだけど、コーチは全身まんべんなく鍛えましょうっていうスタンスなんだ」

私「それで、お前はどうしているんだい?」

息子「だから、自分は腹筋中心に鍛えたいって言ったんだよね。でもさ、コーチはこれが専門家の意見だからって聞いてくれないんだ」

私「じゃあ、その担当のコーチを変えてもらってはどうかね?」

息子「でもさ、そんなことしたらそのコーチが傷つくでしょ?それはかわいそうだなと思ってさ。義父さんだったらどうする?」

私「私だったらはっきりと理由を説明して、コーチ個人が悪いのではなく指導法が私と合わないことを伝えるね。相手が傷つくのは相手の問題でしょう。それをお前が引き受ける必要があるのかね。それに相手はコーチとしてお金をもらっているプロでしょう。お客さんの指摘や意見はありがたくいただくもので傷つくことなんか無いんではないかね?」

息子「そういうもんかなー?俺だったらお客さんからクレーム言われたらショックだしさ。やんわり傷つかないように言ってほしいけどな」

私「お前はまだまだ小さい自己にこだわっているね。お前の一挙手一投足が社会や国家、人類や生命体に善い影響を与えるためにあると考えてみるといかがかな。」

息子「義父さんどうした?なにいってんの?」

私「答えはいつもそう、既にお前の中にあるんだよ。」

そうすると、義理の息子は悟ったような顔で頷き、帰っていきました。

何か一つでも学びがあったのなら、良かったと感じます。


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