酒蔵めぐりを楽しむ~三重への旅編
10月29日(火)、この日は兵庫県姫路から三重県湯の山温泉へと向かいました。
大阪、一心寺
午前9時過ぎ、コンフォートホテル姫路をチェックアウトし、まず向かったのが大阪の天王寺にある一心寺。
実はここに、妻のお母さんのお骨が納められて、年に1度は行きたいとのことで、旅行の途中で立ち寄ることにしました。
これで、年の瀬はちょっと平穏な気持ちで迎えることができるかな。
ランチは「餃子の王将」
そして大阪から今度は京都の酒蔵見学へ。
と、その前にまずはランチ。
一応、老舗の和食店をリストアップしていたのですが、今回の旅では日本酒の購入にお金をかけてしまったので、気軽に食べられるお店がいいかなっと思いながらクルマを走らせていたら・・・。
「餃子の王将」の大きな看板が見えたのですかさず駐車場へ。
幸運にも1台分だけ駐車場の空きがあり、入店。
店内は広く、とても清潔感があり、自分が今まで抱いていた王将のイメージとは大違いでびっくり。
私はチャーハンと餃子セットを注文したのですが、普通に美味しかったですね。
月桂冠大倉記念館
そして京都伏見での酒蔵見学先は「月桂冠」。
月桂冠大倉記念館では、酒造りの歴史と酒文化、京都伏見の酒造りの発展を先導してきた月桂冠の足跡をたどることができました。
それにしても外国人の団体客も多く、スタッフも淀みない英語で対応する光景は、さすが世界の月桂冠。
月桂冠大倉記念館では入館料(600円/人)で、試飲用の盃とコイン3枚を渡されて、3種類のお酒を試飲することができます。
もちろん、運転手の私は試飲できませんでしたが、お土産用のお酒と盃をもらいました。
ちなみに妻は記念館限定の大吟醸2杯とお奨めの大吟醸1杯を試飲しましたが、それでも足りず、コインを100円で1枚追加し、メロン風味のお酒も味わっていましたね(私は我慢、我慢)。
記念館周辺には壕川の流れや風情のある街並みもあるので、時間があれば行くりと歩いたり、千石船観光もいいかもしれませんね。
また、伏見稲荷や宇治の平等院鳳凰堂にも足を延ばして、古都を楽しむこともお奨めですね。
ポイントバケーション湯の山
そして、今回の旅、最後の宿へ。
ちょっと頑張って運転すれば、愛知県の自宅まで帰ることもできますが、その前に「温泉に浸かってのんびりしたい!」と思い、「ポイントバケーション湯の山」に、それも2泊することといたしました。
ポイントバケーション湯の山はしっかりとりのリノベーションされた施設で、最上階の大浴場からは四日市のまちが一望できて、私個人としてはとても気に入っています。
この日はコンビニで酎ハイと総菜、そして朝食用のパンを購入し、部屋で簡単に夕食。
もし旅行社企画のツアーだったら、しっかりと食事が用意されていて、出された食事を食欲の有無に関わらず、当然のように食べるのが普通だと思いますが、私たちは自分たちで企画した、ほんと自由な夫婦旅。
ちょっと食欲が湧かないときは、サラっとおつまみだけで済ましちゃうパターン。
早めに温泉にも入ったし、この日はゆっくり寝ることといたしました。
石川酒造
10月30日(水)、実はこの日はノープランでのんびり過ごす予定でしたが、近くで酒蔵を検索したら、四日市市桜町に石川酒造があったので、この日も酒蔵へと向かいました。
石川酒造さんに到着すると、何やら人の気配がしない感じ。
敷地内に入ると左手に大きな犬小屋が、突然、けたたましく吠える犬が・・・。
我が家も以前飼っていたジャーマンシェパードでした。
シェパードが吠えても誰も出てくる気配がなかったので、電話番号を調べて電話すると、奥に事務所があり、そこで日本酒の販売をしているとのこと。
元気に吠えるシェパードの犬舎前を通り抜け、事務所に女性スタッフがいました。
女性スタッフは「シェパードがいつも威嚇して吠えてすみません。」と言われましたが、そのシェパードは激しく吠えてはいましたが、しっぽを振ってグルグル回りながら吠えていたので、威嚇というよりも半分喜んでいるのでは?と思いました。
石川酒造さんでは「噴井 純米 秋上がり」の限定もみじボトルを購入。
これで、6都道府県11か所の酒蔵めぐりは終了で~す!
旧東海道「関宿」
そしてちょいドライブして亀山市にある旧東海道「関宿」へ。
今回の旅では旧東海道水口宿、草津宿、また鯖街道の若狭熊川宿など、他にも訪れましたが、関宿がいちばん静かなたたずまい。
観光客向けのお店も少ないし、また生活者もあまり見かけない、寂れたというか、ちょっと時代に取り残された街並みという印象でしょうか。
ダイニング山石
関宿での昼食は「ダイニング山石」。
お奨めが「わらじかつ重」と「亀山みそ焼きうどん定食」だったので、私がかつ重、そして妻が焼うどんを注文。
とてもアンティークな雰囲気のお店で、正午になると柱時計や置時計からいろいろなチャイムやメロディーが打ち鳴らされ、大正・昭和の古き良き時代に時が戻ったようなひとときを演出してくれましたね。
もちろん、お腹いっぱい。身も心も満たされました。
これで、プチ観光は終了。
そして、イオンモール鈴鹿へ立ち寄り、夜の晩酌用の食材を購入し、ポイントバケーションへ戻り、温泉に浸かってから、早めの夕食。
10月31日(木)、ゆっくりと起床。
朝食を摂り、午前9時過ぎにチェックアウト。
高速道路をドライブし、午前11時過ぎには帰宅。
滋賀県の美富久酒造から始まった8泊9日の酒蔵めぐりの旅も、無事終了です。