アンダルシア周遊2019(5)アルハンブラ
還暦を迎えた夫婦で楽しむスペイン、アンダルシア周遊の旅。ちょうどコロナウィルスの世界的感染が起こる直前、2019年11月9日から19日まで11日間の旅したときの私たち夫婦の足跡を書いたものです。
マラガを旅の起点にアンダルシア地方を時計回りに、ロンダ、セビージャ、コルドバ、グラナダと巡り、再びマラダに戻る9泊の、のんびりとした二人旅。
私にとっては22年ぶり2回目のスペイン、そして妻にとっては初めてのスペインです。
アンダルシア周遊2019第5話は、グラナダのアルハンブラ滞在編となります。
コルドバからバスに乗って
11月15日(金)
コルドバ・バスターミナル、午前9時半発のALSAバスに乗ってグラナダへ。
実はALSAバスでは60歳以上の場合、一般料金の30%引きで、私たちにとってはほんとラッキーでした。
グラナダ(Estación De Autobuses De Granada)へは2時間45分のバス旅。
昼過ぎに無事グラナダのバスターミナル到着。
そしてタクシーでホテルへ。
宮殿内のパラドール
この日の宿泊先は、パラドール・デ・グラナダ(Parador de Granada)。
そう、このパラドールはアルハンブラ宮殿のなかにあり、修道院だったところをホテルに改装した施設です。
今回のスペイン、アンダルシア周遊の旅で、私たちが一番叶えたかったのは、アルハンブラ宮殿内のパラドールに泊まることでした。
https://www.parador.es/es/paradores/parador-de-granada
アルハンブラ宮殿の観光へ
パラドールはアルハンブラ宮殿のなかにあるのですが、宿泊客はパラドールの敷地内しか見歩くことができません。
なので、ナスル宮とか、ライオンの中庭とかアルハンブラ宮殿を観光するためには一般客と同様にチケットが必要となります。
そのため、ネットで事前予約して、この日の午後4時からの入場チケットを入手していました。
早速、着物に着替えてアルハンブラを観光です。
ちなみに、私たちは着物だったので、見張り塔のある要塞アルカサバや離宮ヘネラリーフェへは行きませんでしたが、宮殿内と庭園はゆったりと観覧することができました。
なお、アルハンブラをもっとゆっくりと鑑賞したい人は是非ともアルカサバやヘネラリーフェも訪れて欲しいと思います。
パラドールでの時間
アルハンブラ宮殿の見学からパラドールへと戻り、館内をぶらぶらと、ずっと着物のままで過ごしました。
パラドールという非日常の世界で、私たちにとって普段はしない着物姿でいることで、ほんと、忘れられない経験ができ、旅の良い記念となりました。
パラドールのディナータイム
パラドールでの宿泊は夕食付きで予約をしていました。
ディナーは、前菜とメインディッシュを数種類から選ぶ形となっていました。
妻はあまり食べる気がなかったので、前菜から2品を選択。
ただし、赤ワインだけは二人で1本飲み干しました~。
パラドールの朝
11月16日(土)
この日もまだ朝が明ける前に目が覚めました。
この日の朝も着物。
パラドール・デ・グラナダは1泊だけだったので、妻は滞在中、なるべく着物で一緒に過ごしたいとのこと。
私もこのアンダルシアの旅で、自分で結構早く着物に着替えることができるようになったと思います。
アルハンブラの朝散歩
この日はパラドールをチェックアウトし、グラナダ市内の中心部にある別のホテルで宿泊する予定で、その前に、宮殿の周りをちょっと散歩。
まだ観光客も少ない朝の時間帯。
アルハンブラの宮殿周辺を歩くことができたのは、これもやはりパラドールに宿泊しないと味わえないことだと思います。
アンダルシア周遊の旅で、一番来たかったアルハンブラ、そして泊まりたかったパラドール・デ・グラナダ。
あっという間というか、つかの間のひとときでした。
そして、旅の記録はまだちょっと続きま~す。
よろしくお願いします。