烈風
今日の風は「烈風」と読んでいいんじゃないだろうか。近頃はスカッと晴れることがなかった。久々の青空、しかも、雲ひとつもない青い空のしたで空気だけがかきまわされたようにびょうびょうと唸っていた。せっかくの晴れだけれど、朝からこの強風だったので、外干しは諦めた。換気扇がカタカタと鳴るので驚かされた。外に出かけると、近所の駐車場のカラーコーンは全てなぎ倒されていた。黄色く色づきはじめた銀杏の葉も容赦なく引きちぎられ空を舞っていった。この風は台風の余韻だったのだろうか。木枯らしというには少し早すぎるように思う。しかし、確実に冬が近づいている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?