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#風評被害は起きない

 不快な記事にリンクは貼らないが、実は昨日は、処理水放出関連で火のない所に煙を立てたがるような某新聞社の記事を昼休みにネットで目にしてしまい、それに立腹して仕事帰りにスーパーに立ち寄った。

 「絶対に、三陸産のホタテを買うぞ。高くても買って食べるぞ。」
と、心に決めて。

 しかし、さすが宮城県。
 どうやら私と同じ思いの方々が多かったようで、夕方のスーパーでは、宮城県産のホタテはすでに完売していた。
 嬉しかったが、こちらもすでに気分はホタテモード。宮城県産のホタテの耳はまだ売り場に並んでいたのでそれにしようかとも思ったのだが、その隣に急遽品出しされたと思われる北海道産の冷凍もののホタテの刺身があったので、まずはそちらを購入。
 さらに、今が旬の宮城県産のカツオの刺身も購入。
 野菜売り場では、先にnoteに書いたゴーヤなどの地元野菜の他、いつもなら少し高めの北海道産のとうもろこしが珍しく特売になっていたので購入。

 結果、昨夜は期せずしての「夫婦ご当地美味いもの対決」。
 北海道と宮城の旬の食材がテーブルに並ぶ晩酌になった。

昨夜の晩酌風景 食材はすべて宮城県産と北海道産

 仙台産の枝豆
 宮城県産のカツオ
 北海道産のホタテ
 北海道産のとうもろこし
 そして宮城・登米産のゴーヤの佃煮

北海道産のホタテ

 久しぶりに味わう北海道産のホタテは、冷凍ものとはいえぷりっぷり。
 厚みのある身は甘く、貝柱の繊維の食感がたまらない。
 濃厚な美味さ。

宮城県産のカツオ

 そして、宮城県産・今が旬のカツオ。
 このツヤツヤっぷり!
 今年の夏は週イチどころか3日に1回くらいのペースでカツオを食べているような気がするが、もちもちとした食感の新鮮なカツオのお刺身は、毎日食べても飽きることが無い美味しさだ。カツオは焼いても美味いが、やはり獲れたての旬の刺身の美味さは格別。


 全部美味しかった。
 海の幸も、野菜も、旬のものを美味しくいただけるのは幸せだ。



 東京電力ホールディングスは、処理水の放出に伴って水産物に風評被害が生じた場合、価格の下落や買い控えによる売り上げの減少分などを賠償する方針だという。
 けれど、そんな賠償はいらないのではないか。
 その費用を、むしろ風評をばらまくマスメディアや被災地を復興させたくない活動家達を訴える裁判費用にして欲しいと個人的には思っている。

 被害が出るのは、加害者がいるから。
 事故の原因検証、さらには原子力発電への賛否といった問題と、風評・デマの問題とは別である。
 事実でない情報を拡散し復興を阻害する風評加害者達に対しては、そろそろ毅然とした態度を取って欲しい。

 今回放出されるALPS処理水は、トリチウム以外の放射性物質を、安全基準を満たすまで浄化した水である。
 トリチウムについても安全基準を十分に満たすよう、処分する前に海水で大幅に薄められる。薄めた後のトリチウムの濃度は、国の定めた安全基準の40分の1未満である。これは、WHOが定める飲料水基準の約7分の1でしかない。放出される処理水が安全であること、自然環境に影響をもたらす恐れが無いことは、国際機関によって確認されている。


 今や、日本産の食品等について輸入規制を続けている国は韓国、中国、台湾、香港、マカオの5か国・地域だけとなった。
 政府も、風評加害メディアや一部の国に対し、毅然とした態度を取っていただきたい。

外務省ウェブサイトより
東日本大震災後の日本産食品等に対する輸入規制

引用元アドレス https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100363969.pdf


 私も夫も魚が好きなので、我が家では毎日魚を食べている。
 明日も、明後日も変わらない。

 風評?我が家にはそんなものは存在しない。

 風評被害は起きない。
 起こさせない。

 身近な地元の魚はもちろん、遠くの産地のものも、買ってきて美味しくいただく。
 これからも、生産者の方々や流通・販売の方々に感謝して、毎日美味しく食べて健康に暮らそうと思う。



#風評被害は起きない


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