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大学生は勉強をする必要があるか

A.文系は絶対に勉強をしてはいけません。理系はしたほうがよいかと。

僕は文系なので文系のケースのみしか語れませんが、文系の場合は勉強をしてはいけないと思います。

よく大学は勉強をする場所という価値観の人がいますが、賛同しません。
そもそも大学はいわゆる勉強というより研究の基礎を習得する場所だと思います。
大学院に向けて必要な技能・知識をつける場所でしょう。

では、文系の大学生が大学院に行くケースはどれくらいなのでしょうか。

12番「専攻分野別 大学院学生数」をもとに作成したグラフである。

青が文系、オレンジが理系である。

こう見ると明らかで理系、特に工学が大学院の進学のほとんどを占めている。

なお、その他の研究科はhttps://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/08121201/003/004.pdf こちらの区分で確認されたい。


文系は大学院にいかないのだから勉強をする必要がないといえるだろう。
文系学部の学生は遊ぶべきである。実際、毎朝、ジェットコースターに乗っている。僕は勉強なんかしたことがない。
教科書さえ開いたことない。
それでもGPAは3.6である。ただ、このGPAというのはまったく役立たない。多くの人は大学に期待することは就職予備校としての役割である。
いい仕事に就くために、大学に通うのだ。
しかし、就職活動で意識されるのはGPAやTOEICだったりベイズ統計の知識でもない。
学校歴である。
KO大学や東大にいっていればいい仕事に就けるし、うんちみたいな大学では、ブルシットジョブにしか就けないのである。

ちんちん大学しょんべん学部出身の学生と東京大学教養学部の学生だったらどちらを選びたいとあなたは思うだろうか?当然、東京大学の学生なのである。
そして、仮にちんちん大学の学生が仮にTOEIC900点とったとして、東京大学の学生はそれを上回るヴァリューを生み出すと期待されるから、当然、採用されるのである。
高校時代の勉強が肝要で(東京大学であれば中学受験出身者も多いらしいから小学校にどれくらい勉強したかかもしれないが)大学でどんなことを学ぼうと決して意味のあるものなのではないのだ。

ただマイナビによれば企業は就活生の知能より人柄を意識しているらしい。

これには大東亜以下もにっこりである。


また、そもそも勉強をしたところで能力は上がらないということに留意すべきだ。

朝日新聞のAERAのグラフを見てみればわかるが、遺伝の割合が数学が約8割にたいして、文科系の技能「外国語」は5割程度である。
これを考えれば、理科系の人間が文科系の領域にくれば一気に淘汰されるが、その逆はおこらないということがわかるだろう。
(まぁそんなことは起こらないんだけど。比較優位の話を理解していれば、別に各々に大きな差があろうが大した意味はない。)

勉強なんかしたところでほかのひとに負けるんだからやっても意味がないのである。実際、僕は第二外国語のフランス語はPutainだけで済ましている。案外、これでも通じるのにびっくりだ。

ところで、そもそもフランス語の知識なんかくその役にも立たないのである。誰もフランスなんかに興味ないんだからな。どうせ通訳になるわけでもないんだし、なったとてAIのほうが優れているんだから、もはや文科系は勉強する意味なしと烙印づけられた学問といえる。

文学部だって、いったい何の役に立つんだろうか?オーウェルを読んだところで監視社会はなくならないし、罪と罰を読んだところで、凡人は凡人のままである。

国際学部は、学費がたかいだけである。

法学は意味がない。AIでいい。過去の判例を学ばせて、出させるだけで弁護士は職を失う。独占業務だから、なくならないという人もいるだろうが、AI弁護士に頼めば、おのずと人間弁護士は失業するだろう。司法だけでなく、行政も公定力といって「ばれなきゃ犯罪じゃないんですよ」と違法行為や不当な行為を行っている。超法規というのもある。これぞ宇宙CQCというやつである。なんでもありなのである。

経済学部はすっとんきょうである。よく、日本の経済はよくならないから経済学は役立たないと聞くことがあるが、それは違う。そもそも国家公務員試験の人数を見ればあまりに経済区分がすくないことに気づく。
法律が7000人程度に対し、経済が900人程度と少なすぎる。

https://www.jinji.go.jp/content/000002478.pdf

経済学は難しいからだろう。数学の知識と社会の知識が必要なので、どちらかといえば、高校時代、英語が得意だった人より、物理が得意だったひとのほうが経済学を深く学べるだろう。
(実際、割と工学や理学から経済に移っている人も教授だと多い)
本当は学部でしっかり学べるような体制だとよいのだろうが、それができていないから経済学はダメだといわれるんだろう。
(もっとも勉強なんかしなくていいんだが)
固有値ベクトルやらガンマ分布やら直積だとかそんなのは文系には到底むりなのである。だから諦めて、ヤリサーに入るべきだという主張は至極もっともである。
飲んだほうが勉強するより楽しい。ヤったほうが楽しい。
これは間違った考えでないことに下の開いた口もふさがらないだろう。
面倒くさいことは数学科にやらせるべきである。

まとめ

どうして勉強なんかするんだろうか。楽しくもない勉強をするんだろうか。
しかも意味のない、将来に役立たない勉強をするんだろうか。
そう考えたとき、勉強しないという選択は当然、考慮すべきである。
大学に来たんだから勉強すべきというのはカルト的思想である。

よくわからない情報商材(教科書)を買わされ、ゼミと称して教祖が運営しているカルトに入り、すっかり浸かった壺がフレッシュマンを誘う。
こうしたねずみ講的学習メソッドが巷では広まっている。よくない。
遊べZ世代!勉強なんかするんじゃねぇ。
勉強しないことが成長の第一歩。

そもそも勉強させたいんだったら奨学金を充実するべきだな。
勉強をして結果を出したら奨学金というのは勉強したことないアホが作った制度だと言わざるを得ない。
たとえば国家公務員になるんだって予備校に行けば金がかかる。
研究にいそしめば、アルバイトで稼げたであろう給料を失うこととなる
(機会費用を参照のこと)
もし、金のない学生だったらどうするだろうか。諦めて勉強なんかしないだろう。

勉強するのには金がかかるというのを知っておくべきだな。
もし俺が金持ちファンドならこうした学生を救う制度をつくるだろう。
こうした制度は本来国がやるべきだ。
そうでない限り、学生は勉強しない権利を死守しなければならない。


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