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手術から2日

22日月曜日に直腸癌前方腹腔鏡手術を受けました。全身麻酔で4時間の手術、回復処置室で1時間、気づいたら、二度目のお引越し先である術後回復室二人部屋廊下側(ベッド代なし)にいました。

そして、身内に『今手術終わりましたー』と、連絡していたっぽいです。連絡した事は何となく記憶にあるような、ないような。ご丁寧に写真付きでLINEをしていたみたいだし、それぞれに返信もしている履歴もあるのですが、イマイチ自らがそれをしたという確かな実感がないというか、、、

全身麻酔の副作用に『せん妄』というのがあるそうです。

せん妄とは。

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昨日の私に起きた症状は、

●金縛りのように、意識は起きているのに身体ば上手く動かない。
●酷いめまい、天井が回る。
●夢と現実の区別が付かない。
●ここがどこなのか、何故ここにいるのかが分からない。頭の片隅で、手術したと分かっているのに、現実感がない。
●身体の右半身が痺れて動かない。(今朝、それが錯覚だったと分かりました)

これは精神不安からのパニック症状と、精神科の先生より抗うつ剤、パニック発作を抑える薬が処方されましたが、断固拒否。面談で何度も精神科の薬は飲まないと、再三言って来たし、飲みません、とその場でも言ったのですが、『でも辛いですよね?』と、精神科医と看護師交互にやって来ては、薬飲みましょうよと微笑をたたえて勧めて来ました。ドラッグはやらないって行ってるのに、しつこく勧めて来る高校の悪い先輩のように見えました。(せん妄による幻覚です)

『麻酔の副作用で脳が混乱してるだけだから、麻酔が抜ければ元に戻ります。せん妄という副作用が出る人がいると、麻酔科面談で聞きました。精神科の薬は飲みません。その場しのぎで楽になるかもしれませんが、薬飲むくらいなら、向き合います!』と、歯を食いしばって、我慢。

そのせん妄というのが、そもそも精神科の分野だから、辛い症状は和らげたいと、さらに推してきましたが、痛いから麻酔を打つ、みたいに精神の痛みに薬を使うのは、どうかなと、納得いかなかったので、最後まで折れませんでした。

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さて、そんなこんなの昨日が終わり、今日はめまいや他の症状も治り、本当は昨日からやるはずだった、二足歩行というリハビリに早朝チャレンジ。お腹の手術痕は、多少痛いですが、筋トレし過ぎた翌日みたいな程度の痛み。昨日めまいと幻覚と闘いながら足は曲げたり伸ばしたり足首回したり、上体起こしたり、ベッドでもできるリハビリに努めていたので、楽に立って歩けました。

が、何故か、ここへ来て、右肩の関節痛が烈火の如く、怒涛の波で押し寄せてぎゅーっと締め付けて来ました。息ができないほどの痛みに、歩くのを中断し、ベッドにて痛み止め点滴。しばらくしておさまってきたので、再び、二足歩行にチャレンジ。1回目よりはたくさん歩けましたが、やっぱりまた肩が締め付けられるように痛くなり、ベッドに戻りました。

歩くと何故か肩が痛くなるみたいです。。手術の影響なのか、掌蹠膿疱症関節炎なのか、何なのか、全く不明です。

歩けるようにならないと、色々管も抜けないし、ご飯もオッケーにならない。明日から水がオッケーらしいのですが、、、

明日には、体調が変わっている事を祈ります。

早く、ご飯食べたいです。同室の隣の患者さんは私より早く手術し回復しているっぽく、色々管も外れて、自由に歩いて、飲み物もご飯も出ているっぽく、匂いや音が気になります。(軽く拷問)


恒例テト様通信

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もうすっかり慣れてくれたみたいです。いっぱい食べて、いっぱい寝て、いっぱいナデナデしてもらって下さい。

保母さん保父さん、ありがとう。

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歌う漫画家流し 荒木ちえ
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