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歌はみんなのもので、個人的なもの

歌って、入口は広いんですよ。でも歌っていて分かるのですが、色々と気をつける事があります。

 極端に言えば、踊りの所作ぐらい難しいのですが、最初は歌ってる楽しさに、ただ乗せられているだけなのかも知れません。又自分もそうでした。

 お客様と歌い手って、近い様で遠いんですよね。それを説明するのは難しいのですが、やらないと分からない事です。

 日本はそうですが、余程酷くない限りは、歌い終わった後、立てますからね。それで勘違いすると、ずっと気づかないまま。という事も多く出てくる事なのです。

 それとは矛盾するのですが、それにめげずに、突っ走る図太さも同時に必要だったりするのです。

 多分上手くなっても(終わりはありませんが)堂々とやり切る.というのが重要だから。という事もあります。

 その中で突き詰めて行くと、ジャンル毎の演奏と同じく、歌い方があることに気がつくのです。

 それが分かった時に、初めて入口に立ったとも言えるし、同時に「迷宮に迷い込んだ」とも言えるのです。

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