エル上田が激怒する2人
エル上田(この後何度も登場するため、敬称を略します)とは、エル・カブキという漫才コンビのツッコミの人です。マセキ芸能社所属で2009年結成、時事漫才を武器とする。14年度の「NHK新人お笑い大賞」で決勝進出。単独ライブでは座・高円寺を満席にする実力者ですが、エル上田がこの自粛時期に凶暴になっていってるので、告発します。
YouTubeチャンネル(公式チャンネルエル・カブキ)を毎日更新し、リモート配信でも漫才を披露している熱量の高い芸人さんですが、時々漫才で実名を出してネタ中に喧嘩を売る(腐す)ような発言が魅力である反面、事務所から注意されることもあります。エル上田の狂気性は、公式チャンネルエル・カブキで見られることはなかなか無く、意外と紳士的な立ち居振る舞いを見せている。やはり漫才で狂気性を披露されることが多いと思います。
毎月、「月刊チャンピオン」を決めるラジオの演芸番組「ラフターナイト」にも何度も出演していますが、そこでは聴いてる人もよく知らない、あまり有名でない先輩芸人を腐し、お客さんを置いていく。お客さんは笑わず、それ以外の部分で笑いを回収。そのままオンエアを獲得したりもした。
また共演者に牙をむくときもある。彼曰く「同じ舞台を踏む芸人を仲間だと思っていないから」という持論もある。現在のお笑い活動は、自宅から配信する形で頻繁に行っているが、コロナ禍による自粛で舞台で漫才をする機会がなくなり、舞台で過激な発言ができないストレスの蓄積が他に漏れ出しているように感じる。そのターゲットとなった2人とエル上田の心理を書きたいと思います。
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