岸田文雄元首相襲撃犯に検事が暴言連発!『引きこもり』は社会の害悪なのか?
みんな、こんにちは。しんちゃんだよ。
幼稚園に行きたくないから、ドライブするよ。
今日は、検察官が暴言を吐いたっていうお話をするね。
昨年の4月に、和歌山市で岸田文雄首相が演説していた会場に爆発物が投げ込まれた事件があったよね。爆弾を投げたのは木村隆二っていう25歳の男で、その場で現行犯逮捕されたんだ。
そして、この木村隆二被告の取り調べ中に検事が不適切な発言を繰り返していたことが分かったんだって。
取り調べたのは和歌山地検の男性検事。黙秘を続ける木村被告に対して、検事は「お前はかわいそうな人」と言いながら、「家に引きこもって社会に貢献してない」「逮捕されても誰も困らない」「お前がいなくなっても、全然替えがきく」といった侮辱的な発言を繰り返したらしいよ。「我々捜査機関は社会に感謝される存在。お前は外に出て社会にマイナスを生む存在」みたいな感じで、自分を上げて、被告を侮辱し続けたんだって。
さらに、木村被告が目を閉じたまま黙っていると、この検事は「肯定なら目を開けて」「否定なら開けて」と2時間以上も執拗に質問を繰り返したらしいんだ。録画された映像から、この様子が確認されたんだって。取り調べ自体は連日続き、長い時には7時間以上に及んだこともあったみたい。
このニュースについては、一般国民の間でも様々な意見が上がっているよ。
紹介するね。
「黙秘は権利だけど、その裏で被害者の尊厳が無視されるのは納得いかない。黙秘時間に応じて量刑を重くすべきじゃないのか?」
「検察官の暴言は論外だけど、犯行が明らかならとっとと刑を確定すればいいんじゃないか。現行犯でしょ?」
「黙秘権を盾に反省なしで押し通す被告には違和感しかない。犯罪者に甘すぎる制度は見直すべき!」
「取り調べで冤罪の危険を生むやり方はやめろ。裁判の基準は証拠と論理だ。感情論で突っ走るのは司法じゃない!」
「現行犯なんだから動機解明なんて意味ある?証拠だけで有罪にすればいい。取り調べなんか必要ないだろ!」
「人権を主張するなら、被疑者も潔く事実を述べるべき。被害者に対して黙秘は失礼じゃないのか?」
「検察はエリート気取りで犯罪者に当たり散らしてる場合じゃない。冷静な事実確認を最優先にしろ!」
「取り調べに感情を持ち込むな。袴田事件から何を学んだ?冤罪で人生を壊される人を二度と出すなよ!」
「検察の取り調べが過去の職人芸頼みなのが問題。科学捜査に切り替える努力を怠るな、時代は進んでるぞ!」
「黙秘は権利だけど、その権利を悪用する被告がいる以上、強制労働や賠償を義務化して重罪化するべきだ。」
「暴言検事を叩く前に、被告も現行犯の自覚を持て。黙秘なんて無駄だし、反省が量刑に影響するだけだ。」
「検察は暴言が過ぎる。けど、罪が重い犯罪者に取り調べの優しさなんて必要ない。刑務所も厳しくしろ。」
「黙秘してる犯罪者に慈悲なんて必要ないでしょ?取り調べが慎重すぎると被害者側が報われないよ。」
「今回の取り調べは録画されてるのに暴言が出た。検察も内部チェックが必要。第三者監視を強化しろ!」
「取り調べの全過程を公開すべき!録画が機能してないなら、裁判で検証するための開示を義務化しろ!」
「黙秘を続ける被告を徹底追及して有罪を確定すべき。反省なしの態度に怒りしか湧かない。」
「犯罪を犯したのは事実なんだから、検察の取り調べミスで罪が軽くなるようなことは絶対に許されない。」
「黙秘する被告が許されるのはおかしい。黙秘権は守られて当然だが、それを使った被告が不利になる制度を作るべき。」
「検察の暴言は批判するが、犯罪者が黙秘で逃げ切るのはあり得ない。真実を明らかにする仕組みが必要だ。」
と、まあいろいろな意見がでているけど、僕としてはこんな風に思うんだよ。
「引きこもりは社会に貢献していない」って、衝撃的だよね。
検事が被告に投げつけたこの言葉、そりゃ大きな波紋を呼ぶよね。
でも、この発言が単なる一検事の暴言で片付けられない、もっと深い問題を含んでいると僕は思うんだ。
僕たちが今考えるべきは、「司法の冷静さ」と「感情論」の危険な関係なんだよ。
まず、この被告が黙秘を続けているってところが、多くの人の不満を招いているんだろうね。
だって、多くの人が見る前で現行犯で捕まっていて、犯罪を犯したことは明らかだからね。
「反省していない」とか、「被害者に失礼だ」なんて声も出ているけど、これはある意味、人として当然の感情だと思うよ。
今回の事件に限らず、現行犯で捕まった犯人に対しては、「なんで黙ってるの?」「言い訳でもいいから説明しろよ!」って思う人が多いのも無理はないんだ。
それが一般国民の、ごく自然な感情だと思うよ。
でもね、黙秘することは憲法で認められた「黙秘権」っていう権利なんだ。
現行犯には冤罪の危険はないのだから黙秘権なんて必要ないだろって意見もあるだろうけど、黙秘権が必要な理由は他にもある。例えば、自分や第三者のプライバシーを守るためとか、犯行の背景にある個人の思想の自由を守るためとか、捜査機関による拷問を防ぐためとか、いろいろあるんだ。
だから、現行犯にだって黙秘権は認めなくちゃいけないんだよ。
それに、犯行の状況によって黙秘権を認めたり認めなかったりといったあいまいなルールになると歯止めが利かなくなっちゃう。例えば、「痴漢の現行犯」。満員の電車内で「この人、痴漢です!」って女性に騒がれて、駅員に連れられて行った人って、本当に現行犯なのかな?
つまり、状況ごとに黙秘権を認めたり認めなかったりしたら、冤罪を受けるリスクだってどんどん大きくなるんだよね。
僕たちの社会は「無罪推定の原則」、つまり「有罪が確定するまでは無罪だよ」というルールが基盤になっている。これを守るためには、黙秘権もちゃんと尊重しないといけないんだ。
黙秘権がなかった時代の刑事司法がいかに残虐であったか、歴史を紐解けばわかるはずだよ
それでも、黙秘する被告を見て「反省していない」と思うのも無理はない。
僕だって、今回の木村被告に同情する気持ちなんてさらさらないよ。とんでもない奴だって思うよ。厳しく処罰してほしいって思ってるよ。
でもね、だからといって、今回の検事の発言は許せないよ。
「引きこもり」とか「社会に貢献していない」なんて、どれも偏見に満ちた言葉だと思わない?
この検事は、こういう思想を持った人物なんだろうね。でも、それを口に出すかな?
こういう発言を捜査の現場で口にすること自体、検事としての資質を疑われても仕方ないよね。
「引きこもり」という言葉が社会的にどれだけデリケートな意味を持つか、少し考えてみてほしい。これは単に「外に出ない人」を指すだけじゃないんだ。精神的な理由や家庭環境の影響で苦しんでいる人だっている。そんな中で、犯罪と結びつけて語られたら、「引きこもり=悪」というレッテルを貼られる危険性があるよね。それって、特定の人々を社会から孤立させることに繋がるよ。
そもそも、検事の役割は感情的に被告を追い詰めることじゃない。冷静に事実を分析して、裁判で説得力のある立証をするのが仕事だよね。取り調べの録画が義務化される「可視化」が進んだのに、こうした発言が録画されている現実を見ると、「まだまだ司法の現場は変わりきれていないな」って感じてしまうよ。
「冷静さ」が失われるとき、司法は誤るんだ。
感情が司法を支配したとき、司法は過去に何度も大きな失敗をしてきた。その象徴的な例が、袴田事件だよ。証拠の捏造や無理な自白の強要で冤罪が生まれ、多くの人が苦しんだんだ。この事件を反省に、司法は少しずつ変わろうとしているけど、今回の事件を見ると、まだその道半ばだと感じざるを得ないね。
例えば、捜査や取り調べの過程をもっと透明化する仕組みが必要だよね。録画はもちろん、第三者の立ち会いをリアルタイムで行ったり、録画内容を外部の専門家が定期的にチェックしたりする仕組みがあれば、こういう問題は減るかもしれない。
その一方で、多くの人が「犯罪者に甘い」とか「刑務所はぬるすぎる」と感じるのも分かる。
でも、司法がその感情に引っ張られると、長期的に見て必ず大きな代償を払うことになるよ。
立法機関と違って、司法は民意から独立していなければいけないんだ。これが憲法の大原則なんだ。
もし冤罪が生まれてしまったら、無実の人が人生を奪われるだけじゃなく、真犯人がのうのうと自由でいる危険だってある。実際に、袴田事件の真犯人は、複数の人の命を残虐な手口で奪っているのに、その後の人生を好き勝手に生きることができたんだ。
この事件が発生したとき、国民の怒りの感情は、袴田さんや、袴田さんの家族に向けられていたそうだよ。検察はこの国民感情を無視できなかったんだと思うよ。
これって、僕たち全員にとって不幸なことだよね。
今回の事件は、「感情と司法」の関係について考えるいいきっかけだと思う。被告人の権利を守ること、犯罪者を厳しく罰すること、公正な司法を守ることは、決して矛盾しない。むしろ、冷静さを保つことで本当に公平な裁判が実現できるんだ。
今こそ、司法制度を科学的に、そして透明性を高めていく改革が求められているよね。これが実現すれば、検事が暴言を吐く余地なんてなくなるし、国民ももっと安心して司法を信頼できるようになるんじゃないかな。そういう未来を目指すべきだと思うんだよ。
みんなはどう思う?
みんなの意見をコメント欄で待ってるよ。
じゃあ、僕はドライブを続けるよ。
さようなら。