勇気凛々
こんにちは。
皆さんはこの四字熟語をご存知でしょうか。
勇敢に向かおうという気持ちが表れている言葉ですね。
私はこの四字熟語を印刷したTシャツを持っています。(高校時代の副産物として)
そんなことはさておき、本日は「勇気」についてお話ししていきたいと思います。
勇気とは
先日私は大学で「愛」についてを深く考える機会がありました。愛とは、人によって定義も形が違うものであり答えは出ませんでしたが、それでも答えに少しは近づけたと自負しております。ですが、勇気に関してはいまだに答えが見えていません。
勇気ってどこから湧くの?
いきなり、大きな疑問を浮かべてしまいました。ですがこれはずっと私の中で疑問でしたのでご容赦ください。勇気ってどうして湧くのでしょうか?
例えば、「虐められている人を第一に助けようと声を上げた人」が勇気ある人だと定義します。もし勇気が素敵なことであるのならば、彼は賞賛されることは間違いありません。
ですが、実際には助けた本人がいじめのターゲットに移されたり、また「偽善者」と心ないレッテルを貼られてしまう可能性もあります。
その危険すらも跳ね返せるほどの勇気を持ち合わせた行動をする人間はたくさん見てきましたが、私はその気持ちが理解できずにいます。
皆さんは将棋は好きですか?私は10歳の時に担任に薦められてから今でもたまに打ち続けています。知らない方のために簡単にルールを説明すると、駒を9×9のマスの中で動かして相手の王の駒を取る。あるいはその状況に追い込むことで勝利となります。
将棋では各駒に役割が与えられています。その中でも私が1番好きなのは「角」です。
角の駒は、斜めのマスを自由自在に動くことができます。直線的な動きが多い駒の中で、自由自在に斜め移動できるところが私は面白いと思います。
一方で直進するしかない駒も存在します。中でも、一度進んだら止まることのできない「香車」という駒があります。
私は勇気ある人は強者(香車とかけて)だと思っています。香車は前にしか進めないという特性上、一度敵の駒を取ると、その後に取られやすい駒になります。まさに虐めの例と同じです。それでも真っ直ぐ進む様子はとても輝いているように私には見えます。だから私は香車の駒が嫌いです。
角のように、斜めから物事を見て安全圏から確実に行ける時のみ前に進むという生き方を暮らしてきました。そんな私は今様々な問題に直面しています。就職活動、家族との関係、自分の楽器の技術、試験勉強などたくさん前から見つめなきゃいけない問題が山積みです。
変わるためには
どうしたら勇気を出して一歩踏み出せるのか、わからずにいます。毎日暗闇を歩くような深い穴の中に閉じ込められたような。
私は自分の言い訳が得意なので、環境のせいにして、過去のせいにして嫌なことから逃げる癖があります。最近はそのせいで余計に自分のことが嫌いになりそうです。
言葉に表せない不安に押しつぶされそうな夜が続きますが、なんとか言葉で気持ちを吐き出せる間は何とか踏ん張ることができそうです。
私の毎日に、これを見たあなたの毎日に幸がありますように。次回書くときは就職が決まっていると願います。
それでは、ごきげんよう。