朧月夜
満月です。
朧月夜。
今やってる落語のネタの中に
「目が霞む」という台詞があるんだけど、
霞むとか、朧とか、他にもいっぱいあるけど、
この現象や季節や雰囲気の微妙な違いを表す
たくさんの日本語。綺麗だし好きだなと思う。
ぼんやりしてるというか、包まれているというか、
はっきりしていないものや、柔らかさを届けようとしてるって繊細だし、その言葉が生み出されたことが、もう美しい……そんな気がする。
一日のうちでも、曖昧な色見の時間や見え方の頃が好き。夕方の橙と濃紺のグラデーションが変わっていく瞬間とか、朝焼けの薄紫とか。
でも
真昼間の天色も、真夜中の深い群青も好きかな。
まあ。
その時に空を見てる自分が
しゃんとしてたら好きなのかもな。
しんどいと、空見上げるのを忘れるので。
今日もジュリーと落語を練習しました。
人間の魅力について考えました。
……なんてな!
いや、でもほんまに少しだけ。
考えた。
想像した。
明日もがんばろう。
両方とも本番間近です。
🌙ライブ
5/29 クラベリト
🌙焼酎亭落語
6/1 アイホール