【#21】新聞拡張員の2ヶ月目

今日も新規契約が2件取れました
かなり調子に乗っています
そのいう時はひと月前の行動を確認
リクナビネクストのサイトを見て
自分の立場を確認し直します
面接さえ出来なかった
就職先がなく自殺を考えていた
その時の事を思い出す作業
俺は実兄が大変な思いをして
新聞拡張員になれた身
ギリ拾われた人間
ここで怠慢すると
元に戻ると自分に言い聞かせる
で、今日の販売店から貰った地図
比較的簡単な「継続」客のデータ
なんてない全く無い「白地図」
簡単に日当0円になる地図です
勝手に営業して新規客を取ってこいよ
と間接的に言われています
いつもの指導員も苦手な地区みたいだが
用事があるので1人で回ってこいと言われる
前回の記事にも書いたが
私はHPが少ない
なるべく契約までに断られる
件数を減らしたいタイプ
だから「白地図」であったとしても
HPが減りにくい地域を回りたい
渡された地図は私が嫌いな
HPが減るタイプの地域
簡単に言うと
金持ちが多い商業地域
訪問販売を断るのになれている
いわゆる「擦れた」地域
商業地域の飲食店に行って
新聞を売るスキルなんて習っていない
指導員は「早く行け!」と言うが
それは無理な相談
吟味します
なにせHPが少ないんだから
金持ちに中古の軽四を売りに行って
売れると思いますか?
今の新聞なんてそんな存在
私の大好物は前回書いたような
「ゴミ屋敷」みたいな家
与えられた地図で
なるべくそういう地区を探しました
なるべく道の狭い
持家なのに駐車場もない
敷地の境界線もないような地区
1つだけありました
結果は
訪問12件
面談5件
クロージング3件
契約2件
営業時間1時間
でした
HPは残2くらいですかね
契約2件とった後に
指導員から完全放置され
自分でもう1件取れと言われましたが
気になる2件だけ回って
あとはサボりました
なにせHPはもう0ですからw
で、契約内容
面談2軒目の奥様
自宅の梅の花が道路に落ちているので
ホウキで掃除されていました
声をかけたら話はしてくれますが
現状の新聞は旦那の意向で変えられないと
すぐ近くに現状の新聞販売店があり
付き合いがあるので
変更できないとの断り
けどこれは嘘です
断り文句です
私には分かりましたが
反論が出来ません
MP(テクニック)は
なんせ0ですからw
ここで一旦諦めたフリをして
その場は去り
いつもの指導員を呼びます
指導員はかなりのやり手
近くの他社販売店の情報にも詳しく
かなりのテクニックの持ち主
奥様はいい人なので
必ず落ちると判断しました
再訪問し奥様を呼び出し
指導員と面談させる
上司に怒られたとピエロを気取りながら
そこからはあれよあれよ
地元の他社販売店の実情などの
トークを駆使して
奥様の断りを納得させる
後は私のターンになり
新規で2年契約
帰り際には
「また誰か紹介します」と
お声をいただける
有り難いですね
初訪と足して契約まで30分ほど
この奥様の家
梅の花は掃除をしているが
庭の手入れが行き届いていないお宅
庭には野良猫がいる
この野良猫
向かいの家の野良猫らしい
それも包容できる近所付き合い
そんな優しい奥様が
新聞拡張員のお客様なんです
で、契約2件目
クロージングは3軒目です
クロージング2軒目は
けちょんけちょんに断られました
押し車?を使って
歯医者から帰ってきた女性
年齢は88歳と5ヶ月らしい
狭い庭?先で声をかける
もちろん他社の購読者
息子が購読新聞社に拘りがあるから
新聞を変更は出来ないと繰り返す
息子の嫁も拘りがあるとのこと
訪問販売のみなさま
どうしますか?
88歳の息子
昔の結婚適齢期は25歳くらい
簡単に考えて息子は63歳前後
話を聞くとまだ嘱託で仕事をしている
地元では大きな企業で
正直新聞なんて仕事をしていれば
読む時間なんてない
だから私は
本当に新聞を読んでいるのは誰と
質問をした
息子さんは新聞を読む時間なんてないでしょ?
若奥さんはまったく読んでいないでしょ?
読んでいるのはあなたでしょ?
って確認した
ここで奥様は落ちました
あとは「鉄板トーク」で仕上げます
また新規契約2年です
契約書にサインすると
商談中に聞けなかった話が
お客様から聞けます
奥様のご主人は教師
52歳で肺がんで亡くなる
そこから奥様だけで
1男1女を育て上げる
長男は地元の大手企業
長女は地元の信金
大変苦労された奥様です
ありがとうございました

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