【#28】新聞拡張員の憂鬱

昨日は坊主の新聞拡張員
テンションはあがらない
お昼すぎにいつもの指導者を
自家用車で販売店最寄りの駅まで
迎えに行きます
以前の記事でも書きましたが
この指導員
私の新聞拡張団のトップ(団長)で
地域ナンバーワンの売上です
車に乗るや否や
昨日新聞社で先月の売上の
会議がありまして
〇〇さん(私)が凄いって
持ちきりだったんですよ
なんて言われる
普通のサラリーマンなら
「ありがとうございます」って
返答が正解なんだろうけど
新聞拡張員は個人事業主
こっちは昨日は日当0円
「変なプレッシャーをかけないで下さい」
と返答する
不穏な空気のまま
販売店で地図を貰い
近くの喫茶店にランチへ
「そんな日もありますよ」
とか言われるもほぼ無視状態
たまたまのタイミングで
私が所属する新聞拡張団で
売上が2位の人が
喫茶店に所要で来るらしい
この人は新聞拡張員20年選手
一匹狼気質の営業の猛者
色々あって今の新聞拡張団に
所属しているが
団長とは仲が良くないと
実兄から聞いている
そんな人から話が聞きたい
坊主になったことはあるとか
凹んでいる俺は
直に聞きたいと思った
ちなみに売上3位はトップの子飼いで
元々販売店の社員のチート使いなので
信用できません
それはいいとして
食事をすましたドリンクタイムに
猛者が来ました
一気に「明るい」雰囲気になる
違和感なく喋りかけてくる
「先月は凄い売り上げでしたね?」
とか笑顔で語りかけてくる
あ、この人そりゃ売れるわ!
って即座に分かる
で、ジャブを打ち合った後
正直に質問する
「昨日坊主だったんです」
「凹んでいるんです」

即答で
「この仕事はストレスが溜まりますよ」
「それを気にしたら終わりですよ」と
私の頭の中の曇が一瞬で晴れましたね
猛者でもストレスを感じてるんだって
これ多分訪問販売されている人なら
分かってくれると思います
指導者は強い営業になって欲しいので
弱音を聞いてくれないんですよね
指導者の思う弱音とは「サボり」
一旦サボりだすと営業は終わり
そんな事はみんな分かってる
けどね
訪問販売員って
サボりたいわけではない
目的は「契約」して
「金」が欲しいのが営業
だから訪問販売員は
サボりたい時にサボらない理屈を
売れている営業から聞きたいんです
どうやって弱い自分を
窘めて営業しているのかを
この猛者の話を聞いて鼓舞されました
結果は雨降りの中
新規契約が2件です
喫茶店の去り際に
「〇〇さん
1日で1件では駄目ですよ
私達は2件3件取るのが目的ですよね?」
って言われました
その通りです
やっぱり成している人は凄いな
契約内容は面白いので
次の記事で

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