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『俺の屍を越えてゆけ』クリア~唯一無二の自分だけの物語

(この先ネタバレ注意です)

オレシカ、プレイをはじめてひと月半。
あっさりモードだけど、それでも長くなってるのは私のプレイがあまり上手くないせいです。あといつもレベル上げをしまくって、余裕をもってボスに挑もうとするのも原因。
(余談だけどこのやり方でプレイしたFFⅧは地獄だった(こっちがレベル上げると向こうも同じだけ上がるのに、その事実にレベル100になるまで気付かなかった……))

大江山でははじめて爆誕した壊し屋のビジュアルを見たいがために先頭にして突撃し、その勢いのまま朱点を倒してしまう。
じわじわと一族の力が上がっていることを感じたのはこの辺りから。

伸びていく家系図。繋がっていく子孫。ゆっくりと成長していく子供達。

お別れのたびに「おぅ……ここで😭」という気持ちになったり、うっかり出撃に夢中になって蔑ろにしすぎた結果逐電させてしまったり、思わぬ子が氏神出世してビビったり。
前述のようなプレイスタイルのため、髪を一本一本倒す段階では力がついててかなり安心の戦闘だったのですが、地獄めぐりの脱衣婆やダンジョンの鬼が結構強いために、その先に進む勇気が出ずグズグズしていました。特に初陣の子が集中攻撃されると厳しかった💦
でも時間が経てば経つほど世を去る子孫が増えてしまう……

だがしかしここで転機が到来したのです。

初期の推し(よーくん・仮名)と同じビジュアルの子孫が爆誕! さらには初代様と同じビジュアルの子まで誕生。

――この子達を呪いから解放したい。そして呪いの解けた推しくんとの夢妄想をしたい(多分これが最も大きいモチベーションw)😍

というわけで、ありったけの道具を持ち、ついに突撃ぃ~!!!

ダメもとで行った結果、最奥に到達し……ああっ、クリアしちゃった(汗)
実はまだこの時点でも細かい設定が分かっておらず、若干ストーリーに置き去りにされつつ、


そのあとのエンディングに全てを持っていかれました。


エンディングでは自分の紡いできた一族が一人一人登場します。
ゆっくりじっくり彼らの記憶を反芻する時間があります。
私は結果かなり家系図を伸ばしたのですが(これが平均的かは不明)、名前とビジュアルが出てくると蘇ってくるんです。その子との記憶が……

「あぁ、この子全然思う通りの戦い方提案してくれなかったなぁ」
「そうだ。この子すぐ忠誠心下がるから、毎月なにかあげてた」
「この子の臨終の言葉やばかった!」
「名前適当につけちゃって申し訳なかったな(定期的に訪れる投げやり名付け期)」

このエンディングで湧いてくる感情のビックウェーブは、是非プレイして感じてほしいです。


~~~~~

クリア後に実感したのは、このゲームが一度きりの唯一無二だということ。

俺屍の肝は『時間経過すると今いるメンバーが寿命を迎えてしまう』ってことだと思うのです。
たとえばやりこみプレイ(アイテムコンプとか神様開放コンプとか)をしようとすると、今のメンバーから確実に変わった状態でエンディングになってしまう。それは私の一族の物語ではなくなってしまうので、これ以上やれないんです(涙)。そして当たり前だけどこの一族をやり直すことも出来ない(悶絶)。
全ては私の記憶の中に……(くわぁ~っ! 全部実況動画に撮っておけばよかった!)
つまり私のオレシカは正真正銘これでおしまい。
この一族への思い入れが強すぎて、もう一度やりたいけどやりたくない。今はそんな状態になっています。

気になるのは、エンディング後の一族の物語。特に推しのよーくん2(仮)を当主で終わらせたので、彼はこの後どうなったのか妄想の余地がありすぎます。
 

●よーくん2(仮)の物語

 1044年6月
 悲願を遂げた一族は、短命の呪いから解放された。

 緑鮮やかな木々を青年は見上げていた。
 もうすぐお迎えが来ると思っていたのに、急にあと数十年は生きられますよと言われてもおかしな感じだ。
「これから先、どれだけの季節を見るんだろう…」
 そう呟いた時、それまで美しく感じていた周囲の風景が色あせたように感じられた。
 見えない未来を歩くとはこんなに頼りなく恐ろしいものだったのか。


………みたいな。葛藤を! 書きたい。

とにかくも俺屍めちゃめちゃ面白かったです。
またやりたい気持ちはあるんだけど、とりあえず今の一族を私の中で昇華してからでないと新たなプレイはできないと思います。
(なんかPSP版とかも気になるんですが…)


~うき家の系譜~


プレイモード:あっさり
子孫:97人(男子50人 女子47人)
当主:53代目でクリア
職業内訳:剣士12人 薙刀士22人 弓使い21人 槍使い21人 拳法家2人 壊し屋15人 大筒士4人 踊り屋0人

個人的には攻撃力高しの壊し屋はマストでした。空振っても欲しい! 二回攻撃できる天ノ羽槌をずっと使っていました。
最推しの薙刀士は必須。推しの職業かつ衣装が膝小僧見えてて可愛い。
最終バトルでは薙刀士・薙刀士・弓使い・壊し屋という布陣。偏りすぎだろという意見はその通りだと思う(笑)。


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