【ネタバレあり】松平健芸能生活50周年記念公演に行った話
マツケンに会って来ました。
7月6日。初日です。
芸能生活50周年！！社会人になって20年超、既に体力の衰えをひしひしと感じているというのに、この方は私が生まれる前からバリバリと活動されているわけでそのエネルギーには驚嘆しかありません。
≪マツケン、元気の秘訣はこれ！≫とかリアルに紹介してもらったら絶対真似すると思う。
場所は東京・日本橋にある『明治座』。大通りに面した立派な建物です。演者さんの名前の書かれた幟がはためいていました。
到着したのはちょうど開場になる時間で、100名以上が入り口前に並んでいました。順番に受付を済ませ、エスカレーターで3階へ。
3階にはさまざまな種類の売店が並んでいます。東京っぽいお土産がたくさん。そして奥にはマツケングッズコーナーが。渋谷にあったポップアップカフェのグッズや松平健の公式グッズが沢山ありました。
さらに最も欲しかったサンバ棒も潤沢に在庫を発見。色んなカラーバリエーションがあるんですね…オレンジ、赤、青、グリーン、紫、黒。
列に並びながら悩んだ結果、高貴な紫にしました。でも黒も白く発光して綺麗です。
今日の席は前から10列目ほどの良席。しかも花道の横！
場内アナウンスでは、『いうことを聞かない方は上様が成敗いたします～』みたいなことを言ってくれます（そして上映後半には『むしろ成敗されたい……』と思うようになりますwww)。
第一部は【暴れん坊将軍】。
勿論テレビ放映で見ているし、展開もよく知っているんですが今回舞台を観てストーリーが思いのほかしっかりしていて驚きました。め組の若者の話、男装して街を歩く姫様とその兄の話、そこに将軍の座を狙う悪人が絡んで……ところどころとぼけたやり取りをする上様が可愛い。やきもきする爺可愛い。上様は将軍も町人も女装姿も最高に似合っていますね。
そして何より興奮したのがスーパー成敗タイム。
血が滾るおなじみの音楽に合わせて、華麗におさえ華麗に斬る！！！
とにかく痛快感がすごい！
時代劇ってお約束中のお約束の展開の連続なのですがあの構成、天才的ですね。これ考えた人本当にすごい。
観客全員が感じていたであろうカタルシス。舞台ならではの一体感も合わせてあれほど興奮した成敗タイムはなかったと断言できます(大声)！
そして最後。すべてが丸く収まる大団円。桜の木の下の花見シーンはみんなの着物の美しさと相まって最高の場面でした。
そして第二部はおまちかねの【マツケンショー】。
いきなりはじまるマツケン・マハラジャ。
皆の持つサンバ棒が色とりどりの光で揺れる中「綺麗だねぇ」といい声でつぶやくマツケン……嗚呼(言葉にならない)
そして毎回きらびやかな衣装がチェンジするの最高ですよ。青のギラギラも金のギラギラも着こなしてしまうマツケン。
花道からせりあがってくる天草四郎マツケン(天草四郎だよね？）、すごいインパクトでした。
芸能生活50周年のスライドには若き日のお姿も。めちゃめちゃめちゃ男前ではないですか(いまさら)！？
そういえば私の母親は「暴れん坊将軍は男前すぎるから見ない」とよく言ってたなぁ……
そして最後に流れる『マツケンサンバ2』。おなじみのイントロに観客の興奮も最高潮。
華麗なステップを刻みながら舞台の上を舞うマツケンに不覚にも泣きそうになってしまいました。このステップには松平健の長い歴史が刻まれている。振付師の真島さん、空から見ているのかなぁ。
席もゆったりでラウンジや売店を眺めるのも楽しく、化粧室も広くて快適に過ごせました。どっぷりマツケンワールドに浸れて幸せな一日となりました。
マツケン……ありがとう(泣）
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