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当たり前じゃ無い日々に


2024年5月11日。NAOKINO LIVE Vol.8
横浜でのワンマンライブはいつの間にか8回目を迎えたことに驚く。

毎回、感動して胸がぎゅっとなる宝物みたいな時間をいつもくれるNAOKINOには感謝ばかり。
忘れたくないのに、薄れていってしまうからちゃんと毎回言葉にして、ここに残そうと思うのに筆無精な私はこうして思い立った時にしか残せない。

※今回はライブの感想は書かない。私がライブに行って今まで感じてきたこと、いつも思っていることだけを、なんの脈絡もなく書きます。ごめんくださいね。

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こうして今指を動かして言葉にしようとしているのは特別なライブだったからとかじゃない。
だって毎回特別なんだよ。

目の前で歌を届けてくれるNAOKINOが居て、それを毎回聴きに行ける私が居て。

地方に住んでいて、どうしても会いに行けないライブが確かにあった数年前の私が今の私をみたら、どう思うだろう。きっと良かったね幸せだねって一緒に泣いて喜んでくれるはずだ。


また日常に戻るのが寂しくて、次はいつここに戻ってこれるだろうって、いつ来るか分からない「またね」に毎回苦しくなったね。LIVE終わりに新横浜の駅で新幹線を待つ間ひとり泣いていたよね。
そんな私に教えてあげたい幸せな今があるよ。


ほら、こんな日々が当たり前なはずがない。

その有難みをきっと誰よりも当たり前じゃないんだって感じながらライブに行っている自負がある。


あの頃と今。
変わらないこともたくさんあるよ。
私はいつだって自信を持つことが苦手だし、すぐに落ち込むし、ひどくよく泣く人間だった。

他人がひょいっと越えられるようなハードルでも、たった一歩を踏み出すことに慎重になりすぎてうずくまってしまうような私だった。

今もまだそんなことが多い日々だけど、NAOKINOに出会って、彼の歌と心に触れてさ。

そんなNAOKINOの歌が大好きだと胸を張って外側に話している私をみた友達が「まりこすごく幸せそうだね、NAOKINOに出会えてよかったね」ってまっすぐに言ってもらえることがあったりしてね。


自分の容姿も、人の顔色をうかがって言葉が出なくなってしまうところも、分からないはずの人の心を先取りしてわかった気になって、人の気持ちに敏感だなんて思い込んでいるようなところも未だに全然好きになれないけど、

好きなものを一切の濁りなく大好きだと言いきれる私の事だけは自信をもって愛せているなーって、気づいたりして。


まだまだ上手には生きられないけど、私自身のことを愛するきっかけをくれたNAOKINOに、もっと自分の言葉で、色んな形で感謝を伝えて恩返ししたいと思うんです。

今、思い浮かぶ恩返しはライブに全通するぞ!ってそんな安易なことくらいで申し訳ないんだけど、、私の心が全力でそうしたいと申しておりますゆえ、思う存分ライブに行かせてください。笑

そして、感謝の対象はNAOKINOだけじゃない。


2024年5月11日。母の日前日だったこの日。

目の前にある笑顔がただ嬉しくて愛おしくて、
こんなにも幸せそうに歌う顔が見られてね。
こんなに大切な人を大切に育ててくれてありがとうございますの気持ちになって聴いていたりした。


そして、NAOKINOが繋いでくれた、
私と同じように会場に足を運ぶお客さんたち。

音楽を通じて出逢ったけれど、音楽がなくてもいずれきっとどこかで出会っていたんじゃないかと思えるくらい優しい人たちばかりだ。
優しいは優しいを呼ぶのだとNAOKINOのライブに行くといつも思う。

こんなふうにblogに書き残してもきっと伝わらないし、月に一度ライブ会場でしか会わない人たちだけど、言わせてほしい。
本当にいつも優しく声をかけてくださってありがとうございます。(直接伝えなさいって話ですよね)

でもいきなりライブ会場で「いつもありがとうございますっ!泣」だなんて伝えたら情緒を心配されそうだし「お、おう」って困らせてしまいそうだから、静かにでも確かに大切に、いつもこの胸の中に感謝を持っておこうと思う。


うん、思い出しただけで幸せで泣いてしまいそうになる時間って人生でそんなに多くないと思うんです。



あとどれだけ残りがあるかなんて分からないこの人生で、当たり前じゃない日々に、わたしはどれだけ気づくことができるだろうね。

当たり前じゃない日々に、
どれだけうれし涙を流せるだろうね。

当たり前じゃない日々の中で、
あと何度あなたと会えるだろうね。


分からないけど、分からないから、
わたしはあなたにまた会いたいです。

当たり前じゃないそんな日々に、
NAOKINOの歌がいつでもそばにあってほしい。
いつもいつもそんな事を思っています。




当たり前みたいな顔をしていつも隣にある
こんな当たり前じゃない日々のこと、
私はこれを愛と呼びたい。


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