Ingress: An Interview with Acclaimed Actor Chris Smith

2022年11月5日付近にでたメディアの動画の翻訳を試みています。

おことわり
訳者の聴き取り間違い、聴き取り漏れ、慣用句や映画等のネタを知らないことによる誤訳、ストーリーを知らないことによる誤訳などが大いにありえます。
誤訳指摘等は Twitter: @sina_ht までお願いします。

また、miu2d4r さんの翻訳と感想が日本語版フォーラムにあります。

翻訳

(作品のプロデューサー?か誰かとクリスが話している。あまりうまくいかなかったらしい…?)

クリス・スミス(以下CS): ははは…結果が良くないと聞いて正直安心したよ。
(と、解釈したのですが、"I was so relieved when the results came back negative."は時事としてウイルスの検査を受けて陰性だったので良かった、と言っているのではないかとの指摘をいただきました。)

?: ありがとう、どうも。

CS: ああ、ありがとう。いやいやこちらこそ。来てくれてありがとう。なんていったっけ?エヴァンかな?彼によろしく。もういくつになった?7歳?8歳?

?: エリオットだよ。もう16歳。

CS: あぁ。成長は早いもんだね。イーサン。すばらしい子だった。

?: エリオットだってば。

CS: とにかく来てくれてありがとう。いい話ができたよ。じゃあね。

(話が終わって、マネージャーらしき女性、ジャニーンが現われる)

ジャニーン: 10時に通院する約束があるとは聞いているんですけど、もう一人、話す時間ありませんか?

CS: ジャニーン。ロスリスバーガー先生の予約を取るのが大変なのは知ってるだろう。目尻の皺は勝手になくならないんだぞ。

ジャニーン: すぐ終わりますから。古い知り合いだって言ってる人なんです。

CS: みんなそう言うんだよ。

ジャニーン: 5分だけですから。

CS: しょうがないな。でも、もっとマテ茶がほしくなるな。持ってきてくれる?ありがとう。

(新しく人が来る)

CS: やあ、こっちに来て座ってよ。来てくれてありがとう。マテ茶いりませんか?もうすぐ持ってきてもらうんです。だいたいポリフェノールが10しか入ってないんですけどね、今飲んでいるのは11なんですよ。11。もう振り切れてるの。「Spinal Tap」のネタなんですけど、観ました?
(10が最大のところ、さらに上を示す11を使う、”Spinal Tap”由来の”up to eleven”という慣用句のことを言っていると思われる)

エゼキエル・カルヴィン(かどうかは不明だが、そうしておく)(以下ZC): 自分の名前は何だと思っていますか?

CS: ああ、エンタメニュースの人なのかい?よくある質問だろ?自分の名前が「クリス・スミス」だなんて思ってるか?なんて。
(クリスは指でダブルクォートするような仕草をしている。日本語でいう「」。揶揄や強調、文字通りの意味でないことを隠喩する。あまり使うと嫌がられる)。
誰が自分以外の人だって主張するんだい?
「アンタッチャブル」のショーン・コネリー?
…ねぇ、映画観にいったりしてる?

…私の名前はクリス・スミスじゃない。あなたが知っている…あれ…みたいな名前に変えたんだ。

ZC: ハンク・ジョンソン

CS: 変えてみたら、いい名前だったよ。電話帳に「クリス・スミス」って名前、何人載ってるか知ってる?ジャニーン、電話帳ある?ないの?…年を感じちまうな…

ZC: あなたの名前はハンク・ジョンソン。10年以上NIA(National Intelligence Agency)のエージェントなんです。

CS: ああ、そうだった。なんていったっけ?Ingressっていうビデオゲームか。ああ、あれはいい役だった。

ZC: ゲーム好きなんですね。ではゲームをしようじゃありませんか。ヘンリー・ホーランド・ジョンソン(ハンク・ジョンソンのフルネーム)役になった時はどうだったか教えてくれませんか。

CS: わお。ミドルネームまで知ってるんだね。
(仲良しでもミドルネームまでは知らない人も多いらしい)
(“Ingress fun, boy”とかなんとか言いながらくしゃみをする。妙に詳しいやつがきやがった、みたいなことを、くしゃみに隠していっていると思われる)
ねぇ、ここには新しいプロジェクトの話をしに来たんであって、昔のプロジェクトの話をしに来たんじゃないんだ。その主旨に沿ってもらえるとありがたいね。
ジャニーン!マテ茶はまだ?持って来てよ。

ZC: 我々があなたを最初に見つけた時、あなたはヒンドゥークシュ山脈(”Hindu Kush Mountain”)を半分死んでいるかのように彷徨っていました。

CS: なんて山だって?もし私が死にかけだったら”Kush”(大麻インディカ株のことだと思われる)に関連してるね。意味わかるだろ?

ZC: もう少し話を聞かせてくれませんか。Ingressについての最初の記憶はなにか。

CS: わお。10年か。なんかもう一生分前の話のようだね。最初は声をあてるだけだったんだ。ハンク・ジョンソンの日記のナレーションしてくれってね。台本を見て、ああ、これなら時間を取られない、いいプロジェクトだと思ったよ。というのも“Cat on a Hot Tin Fiddler on the Roof”のリバイバルの主役だったんだ。
(“Cat on a Hot Tin Roof”と”Fiddler On The Roof”の合成だろうか…?)
ブロードウェイにはほど遠いんだけどね。でもそれに注力したかったし、他に時間を割く余裕はなかったんだ。
ところが次は、ジョン・ハンケ(Niantic社長)が私を自分の分身のハンク・ジョンソンとして「ミッション」(ここでも指でクォートする)に送るっていってきたんだ。
ジョン・ハンケは、ところでさ、なーんか影があって誰も会ったことがないんじゃって感じだったぜ。実は存在しないんじゃないかと疑っているんだ。

ZC: でもそれらの「ミッション」はNIAのものではなかったんですよね?いったい何だったんですか?

CS: あー?私がしたのは、ゲームのプレイヤー…失礼、世界中のエージェントと交流を持つことだった。彼らはARゲームと呼びたがったけどね。エージェントはスマホでゲームをやりながら実際の場所に行って戦い、ポータルを奪いキャプチャするためにさまざまな作戦を立案し、そのためにエージェントは長い距離を移動するんだ。

ZC: それでビデオゲームをしに世界中に飛ばされた?

CS: ああ、もちろん、もちろん。ドイツ、オーストラリア、日本、プラハ、ニューヨーク、ワシントンDCに行った。

ZC: テキサスのクロスプレインズのことについて教えてくれませんか。

CS: テキサスのクロスプレインズ…? ああ、最初に私が登場した時だ。Ingressの物語に最初に関わった時。ミステリアスなことが起きた。

ZC: ミステリアス?どんな風に?

CS: シンボルが現れた。グリフと呼ばれているようだがね。急に現れて、この世のものとは思えなかった。あー、まあ、ストーリーの一部だとは思ったんだけど、知る必要があればストーリーを知らされるし、知る必要はなかったんだよ。だからやるべきことをやってキャンピングカーでぶらぶらしてた。 

ZC: 他のキャラクターについてはどう思いました?

CS: すばらしいキャストだった。みんなプロで最高の演技力のある人達だった。
新しいキャラクターに会うたび、新しいキャラクターが導入されるたび、私は既にその人たちについて知っているかのように感じていた。

クルー、キャリー、ミスティ、シャポー、エノク、ライト、ローランド・ジャービス。どうやら、私は正しかったらしい。でも、まだ、成熟していないコメディー集団のようだった。即興でやる。何かおかしなことを言われても、それを受け入れて即興劇を続けるんだ。
エージェントたちは劇に参加しなかった。劇にはね。私達は劇でありゲームだと思っていたが、それは間違いだった。エージェントたちは首尾一貫しておりプロジェクトに対して敬意を払いストーリーを作り上げていった。

ZC: デブラは?デブラも俳優だと思っているんですか?

CS: デブラ…デブラ…
 
(回想シーン) 

ハンク: 君のことを20年は知っているが、どうもナーバスになっているみたいだ。

デブラ: このことを話せるのは、あなただけなの。

(回想終わり)

CS: この人こそはと思ったんだけどな…。ああ、もちろん一流の俳優だ。 

ZC: それから、アズマティについては?

CS: アズマティ?いいやつだったよ。とても情熱的でもあった。
彼はリカージョンの話の時に来てくれたんだと思うよ。

ZC: そのことについて話してくれませんか。

CS: 私の…ハンクのリカージョンが起こる極限状態にある時だった。ハンクがある地点にある円の中に入るとカウントダウンが始まって…あれが起きた。

ZC: まるで本当に起きたかのように話しますね。

CS: それが演技力ってもんさ。
よく覚えていることがある。アフガニスタンの洞窟の中で撮影した時のことだ。何を目指しているのか、よくわからないまま、暗い中を這って進んでいた。やがて、ばかでかい、それはもう真っ暗な空間に出た。そこには死体が並んでいた。13だったと思う。13体だ。
そのうちの1体は自分に似ていた。
その時アズマティが私は…ハンクは人間ではないと言ったんだ。確かシミュ…

ZC: シミュラクラ。

CS: それだ。その通り。

ZC: ちょっと前まではハンク・ジョンソンという名前すら忘れていたというのに、ずいぶん深い話を思い出しているようですね?

CS: ああ…演技をする時は真剣なんだ。役と本当の自分の間には薄いベールしかない。役になりきるにはそうしないといけないんだ。

ZC: キャンプ・ナバロについてはどうでしょう。あなたにとってはゲームだったんでしょうから。

CS: あれは印象深いね。キャンプ・ナバロには世界中のエージェントが集まった。大きなキャンプが一つあって、その中に小さなキャンプがいくつもあり、キャンプごとにポータルが建てられた。エージェントたちによって作られたどのポータルも芸術的なだけではなく、XM、エキゾチックマターを湧き立たせてる点で、ものすごく印象的だった。

ZC: オペレーション・コーランについて話してくれませんか。

CS: キャンプ・ナバロの後、宇宙間にあるベールを貫くことが出来るようになった。マルチバース理論は正しいだろうとは思っていたけど、何を見つけることになるかまではわからなかった…すごいものを見つけてしまった。

NIAが異なる宇宙へのベールを貫くことが出来るようになって見つけたのは、その時点までの人たちとは、まったく異なるバージョンのその人たちだ。
私の異なるバージョンは若くて…その点は気になるんだが…とにかく魅力的な私だった。

(回想シーン)

ハンク (別バージョン): バミューダトライアングルだ。
?: バミューダトライアングルですって?私たちはタレントなの。旅番組作ってるんじゃないの?

(回想シーン終わり)

CS: 私にはやるべきことがあった。彼(ハンク(別バージョン))にもやるべきことがあった。それぞれの目的がかぶってしまっていて、最初は反目しあっていた。想像がつくかもしれないが、彼は私の知性や経験に嫉妬していたし、私は…あー、彼の衣装や髪型がうらやましかった。やがて判明したんだが、二人が同じ場所にいたのはいいことだったんだ。世界を救うには二人のジョンソンが必要だったからね。

(回想シーン)

ハンク (別バージョン): いくぞ!
エージェント: おー!
ハンク: さあ、ついてこい。

(回想シーン終わり)

ZC: クリス・スミスとして考えたとき、これらのことは、あなたや関与した人たちにどんなことを意味するでしょうか。

CS: Ingressは人々にとってコミュニティなんだと思う。Ingressはとてつもない楽しみの源になっている。目的や興味を共有し、共通点を持っている。Ingressができる前は、ゲームはソファに座ってやるものだった。Ingressでは外に出て、物理的な場所、物、芸術品を実際に見に行く必要がある。Ingressは人々の行動範囲を広げた。ソファから離れさせたんだ。

あちこち動き回り、自分たちの陣営のためにポータルをキャプチャすることで運動した結果、健康を取り戻したという人々と個人的に話したことがある。陣営を問わずね。

得られるものはとんでもなく大きい。これは語り継がれるべき話だ。すばらしい事業だ。10年経ってもまだ続いているという事実は、すばらしい成果を産み続けているということを表している。人々に与えた影響は計り知れないと思う。

ZC: 実にほれぼれする話ですね。スミスさん、どうやら人違いだったようなのですが、もし万が一、自分自身ではなくなったように感じたら、ぜひ私に連絡してくれませんか。これが私の名刺です。
(エゼキエル・カルヴィンのカードを渡す)

CS: え、あー…。これはどうも。

ZC: 11月12日に、まさにここ、ロサンゼルスでハンクの最後の仕事があります。もし、ハンクとすれ違ったら、この番号を必ず渡してほしいのです。

CS: ああ、そうするよ。

(シーンが変わる)

CS: その仕事。やるよ。

英文書き起こし

Chris Smith(CS): I was so relieved when the results came back negative.

?: Chris, thanks. Uh yeah.

CS: Oh sure, sure, I'll thank you. The pleasure is mine. Hey, thanks for coming down and, uh, say hi to Evan for me. How old is he now? Seven? Eight?

?: Uh… It's… it's Elliott and, um, he's 16 now.

CS: Oh, they grow up so fast. Ah, Ethan, what a kid.

?: Um, Elliot.

CS: Thanks for coming by, good talk, yeah.

Janine: Hey, I know you said you had an appointment at ten. Do you have time for one more?

CS: Janine, you know how hard it is to get an appointment with Dr Roethlisberger. These crow's feet are not going to fix themselves.

Janine: It'll be real quick. They said they were an old friend.

CS: They always say that.

Janine: Five minutes.

CS: All right, fine, but I'm gonna need a lot of yerba mate, okay? Thanks. Oh, hey, hi, come on in, have a seat. Thanks for coming down, you, uh, you want a yerba mate? Having them flown in. You know, uh, most of these brands, they contain 10 polyphenols, but this one goes up to 11. 11. "Spinal tap."

Ezekiel Calvin?(ZC): What do you believe your name is?

CS: You guys with TMZ, we've gone through this before. Do you really think your name is "Chris Smith" (Chris quoting by his fingers)? Who would claim to be that who was not?
Sean Connery, “Untouchables." Did you guys ever go to the movies?

No, my name is not Chris Smith. We changed it because it sounded too much like, you know, what it sounded like and you know what it is.

ZC: Hank Johnson.

CS: Now that honestly would have been a better name.
Do you know how many Chris Smiths there are in the phone book? Hey Janine! Do we still have phone books? No? God, I feel old.

ZC: Your name is Hank Johnson. You’ve been an agent of the National Intelligence Agency (NIA) for the past 10 years.

CS: Oh yeah, the, uh, the, the Ingress video game, right, yeah, that was a good role.

ZC: You enjoy playing games. So let's play. Why don't you tell me how you first entered the role of Henry Holland Johnson?

CS: Oh, you know his middle name (“Ingress fun, boy”, (sneezing).) Ah, look, I'm here to talk about my new project, not to talk about an old project, so if we could just stick with that, that would be great. Janine! Yerba mate. S'il vous plaît.

ZC: When we first found you, you were half dead wandering the Hindu Kush mountains.

CS: The what mountains? Listen, I'm sure if I was half dead, Kush had something to do with it. You know what I mean.

ZC: Ok. Indulge me, what is your first memory of Ingress?

CS: Wow. 10 years. Well, that seems like another life ago. I was originally brought on board to do voice over only. They wanted me to narrate Hank Johnson's travel journals and they showed me the script and I thought, oh, what a cute little project this won't take me much time at all, because, uh, I was in the lead for a revival of “Cats on a Hot Tin Fiddler on the Roof." It was off, off, off Broadway, but still something I was very dedicated to and I didn't want it to take my time away from that.
Next thing I know they're saying, well, John Hanke wants you to be his alter ego and they're going to send you on "missions." (Chris quoting by his fingers)
John Hanke, by the way, is this shadowy figure that no one's ever met. I'm actually, uh, dubious that he even exists at all.

ZC: So if these missions weren't National Intelligence Agency (NIA) operations, what were they to you?

CS: Oh, I was interacting with, uh, with the players, excuse me, the Agents of, um, of a video game that was, was worldwide in its scope. They like to call it an augmented reality game. The agents would play the game on their phones and they would go to actual physical locations in the world and they would battle it out to try and capture these portals and they had all sorts of strategies and people would go to great lengths.

ZC: And they sent you all over the world to play a video game?

CS: Oh, absolutely, absolutely, and I would go to Germany, Australia, Japan, Prague, New York, Washington DC.

ZC: Tell me about Cross Plains, Texas.

CS: Cross Plains, Texas... Uh, that was my introduction. That was the first time that I got to interact with Ingress pages. There was some really mysterious stuff going on.

ZC: Mysterious. In what way?

CS: Symbols. They like to call them glyphs, appearing out of nowhere, yeah, it was serious weirdness…  uh, but hey you know I figured it's a part of the story. It's on a need-to-know basis and I do not need to know. You know what I'm saying, so I just did my thing, hung out in the motorhome.

ZC: And what about the other characters?

CS: What a cast. All of them, true professionals and really at the top of their craft.
I'll tell you, each time I met a new character, each time a new character was introduced, I had this feeling. I knew them.

Klue, Carrie, Misty Hannah, P. A. Chapeau, Enoch, Wright, Roland Jarvis, oh yeah.
Turns out I was right.
Fledglings comedy camp. Improv, my boy, improv. Yes, and. The agents are never out to play gotcha.
They're never out to play. You made a mistake here and therefore I know you're just an actor and this is just a game. All of the agents have a respect for the project because they're integral, they shape how things turn out, they literally shape the storyline.

ZC: Devra? You believe Devra is an actor?

CS: Devra. Devra.

(Scene changes)

Hank: I've known you for 20 years, you're nervous.
Devra: you're the only one I can talk to about it

(Back to the interview) 

CS: The one that got away. Ah yes, absolutely, first class actor.

ZC: And Azmati?

CS: Azmati? Nice guy, very intense.
I think they brought him on for the recursion storyline.

ZC: What can you tell me about that?

CS: What was that, it was a pretty extreme time for my actual recursion, Hank's actual recursion. Hank stood in a circle in a very specific spot and the countdown occurred. And then…

ZC: You made it almost sound real.

CS: Ah, that's acting. I remember in particular this one. We were…, we were shooting in these caves in Afghanistan crawling through the dark, not knowing what to expect and coming into a huge chamber, dark, dark, dark chamber and there were bodies lined up.
13 as I recall. 13 bodies.
One of those bodies looked like me.
It was after that, that Azmati told me that I was not human, that the Hank was not human, that he was a Sim…

ZC: Simulacrum.

CS: That's it. Correct.

ZC: Just a few moments ago you hardly remembered the name Hank Johnson and now you're telling me all these deep feelings?

CS: Yes it's a…, when you take acting, the craft of acting, seriously as I do. There's a very thin veil between the character and the real person and it has to be that way for believability.

ZC: What about Camp Navarro? Since this is just a video game to you.

CS: Impressive is what it was.
Camp Navarro was a gathering of Ingress Agents from all over the world and there was one large camp. In that camp there were smaller camps. In each one of those camps built a portal just how impressive all of the portals created by the agents were astounding, astounding on their own as pieces of art, but even more so considering that they were all channeling XM, XM being exotic matter.

ZC: Tell me about Operation Ko Lan.

CS: It was after Camp Navarro that we became able to pierce the veil between universes. We'd always thought that the Multiverse theory was correct but we didn't know what we would expect to find, and, hu, what we found.

Uh… What the NIA found when they were able to pierce the veil into the other universe was completely different versions of everybody that we had known up to that point, in my case a totally different version of me, younger, which was, um, annoying but, uh, fascinating, nonetheless.

(Scene changes)

Hank Johnson (Prime): Bermuda Triangle.
?: Bermuda Triangle? We're a talent. You have a travel show.

(Back to the interview)

CS: I was on a mission. He was on a mission. It turned out our missions coincided. And at first we were adversarial as you would expect he was jealous of my, my wisdom and my experience and I was jealous of his, um, wardrobe and hairline, but as it turned out it was a good thing we were both there because it was going to take two Johnsons to save the world.

(Scene changes)

Hank Johnson (Prime): To this day!
Agents: To this day!
Hank: After me, after me.

(Back to the interview)

ZC: As Chris, what do all these mean to you and the people involved?

CS: What I think Ingress means to people is a sense of community. It's a tremendous source of fun. It gives people a shared goal, shared interests and something in common. Until Ingress, games were pretty much played sitting on your couch, well, with Ingress you have to get out into the world and you have to actually see those physical places and those physical objects and those physical pieces of art. It expanded people's horizons. It got people off the couch.

I personally spoke with people who had gotten their health back because of the exercise that they were getting going from place, to place, to place and capturing those portals for their team whether it was Resistance or Enlightened.

The benefits were tremendous. It's an epic story, it's an epic undertaking and the fact that it is still around 10 years later shows that it produces epic results. I think it has an epic impact on people.

ZC: Fascinating. It seems we've located the wrong individual, well, Mr Smith, should you ever no longer feel like yourself I would implore you to give me a call.
This is my card. (ZC gave Ezekiel Calvin's card.)

CS: Um… Thank you.

ZC: We have one last job for Hank right here in Los Angeles, November 12th. Should you ever cross plains with him, be sure to give him that number.

CS: I will.

(Scene changes)

CS: I'm in.

(End)


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