Ingress: Machina Overture

2023年9月15日。Ctrlアノマリ神戸の直前にその文書は現われた。
司アキラとDevraが会っていた。Devraの理論を司アキラが実用化し、いわゆるウィルスのようなものを作ってMachinaに対する武器を生みだした。
Ctrl神戸アノマリのXMの集積を使って司アキラはポータルネットワーク全体に攻撃をしかけたのである。その結果はご存知の通りだ。

https://storage.googleapis.com/truthseeker/media/MachinaOverture.jpg

電子信号情報部門
文書番号: royThSiSegj-bujFiSedest

日付: [墨塗り]
場所: [墨塗り]
登場人物: PxA (司アキラ), PxB (Devra Bogdanovich)

転写開始

アキラ: セキュリティがあまり面倒かけてなければいいんだけど。大袈裟な対応してしまう時があるから。

Devra: 今年聞いた一番の控え目な表現ですね。何故ここにこなければならなかったのでしょうか。ビデオ会議でできなかったのでしょうか。

アキラ: あなたが書いたウィルスの調和的コミュニケーション理論についての論文が、周波数ベースの攻撃をMachinaに正確に行うための基礎になったのです。

Devra: 周波数を使った攻撃ですって?アキラ、あなたのXMの共鳴についての専門的技術は画期的と言っていいと思います。私の理論をあなたの技術と合わせれば、すごいことができそうです。何が必要ですか。

アキラ: ああ。何か勘違いしているようですね。既に行ったのです。ちょっと観てください。

Devra: それは…チャイコフスキー?

アキラ: 何かに載せる必要があったのです。何度聴いてもかまわないものを選びました。

Devra: 信じられない。すぐに効果が出ます。それも猛烈な。アキラ、驚いて気絶しそう。

アキラ: ありがとう。でも気になることがあります。長期的な効果について不確定です。Machinaは適応するでしょう。挙動を変えてくるかもしれません。

Devra: 私もそれは考えました。ウィルスというものは変異するものです。もしMachinaが生物的なウィルスのように振る舞うなら、私たちはやり方を絶えず変えていく必要があります。

アキラ: その通りです。予期していない影響をポータルやMachinaに与えてしまうことも恐れています。

Devra: 科学は不確定性を制御するものです。しかし危機が迫っています。すぐに行動しなければなりません。協力することが重要です。

アキラ: そうです。あなたがいなければできません。Machinaがどう適応してくるか、あなたの理論が必要です。もしかするとMachinaがどこから来たのかわかるかもしれません。

Devra: そう思います。私はこれを理論化するのに何十年もかけました。私の理論にあなたの技術が命を吹きこみ目的を与えたのです。

アキラ: 神戸でのアノマリのXMの高まりを使ってこの攻撃をポータルネットワーク全体に広げます。

Devra: Machinaは忘れられない侵攻を防ぐ序曲を聴くことになるでしょう…

アキラ: おっと…

Devra: ごめんなさい。時差ぼけしてて。休養が取れていれば、もっとマシなジョークが言えたんけど。

アキラ: そうだといいですね。今のはいただけなかったです。

転写終了

注: このSIGINT装置 [墨塗り] は16日間有効。[墨塗り]への言及についてはさらなる調査が必要。[墨塗り]の性質上、[墨塗り]の分析はこの時点では実行不可能である。

(語尾、語調等、キャラは脳内で変換してください。ジョークの解釈も各自で…)

以下はテキストの書き起こし。

SIGNALS AND ELECTRONIC INTELLIGENCE DIVISION
Document: royThSiSegj-bujFiSedest

Date: [REDACTED]
Location: [REDACTED]
Subjects: PxA (Identified: TSUKASA, AKIRA), PxB (Identified: BOGDANOVICH, DEVRA)

Transcript Begins

PxA: I hope security didn't give you too much trouble. They can be overzealous.

PxB: Understatement of the year. Why am I here? Why couldn't we do this over VC?

PxA: Your theoretical paper on harmonic communication in viruses. It provided a cornerstone I needed to pinpoint a frequency based attack on Machina Portals.

PxB: Frequency based? Akira, look, your expertise in XM Resonance is nothing short of groundbreaking. If I can bring theory to your tech, that's amazing. What do you need?

PxA: Ah, you misunderstand. I already did it. Please observe.

PxB: Is that... Tchaikovsky?

PxA: I needed a payload wrapper. I chose something I don't mind hearing a lot.

PxB: I don't beleive it. The effects are immediate. Drastic. Akira! I'm stunned.

PxA: Thank you. But I do have concerns. There's uncertainty about the long-term effects. Machina could adapt. We might even see shifts in its behavior.

PxB: I've thought about that as well. Viruses, by their nature, mutate. If Machina behaves like biological viruses, we may need to continuously update the approach.

PxA: Precisely. I also worry about unanticipated impacts on the Portals, or on Machina.

PxB: Science is the art of uncertainty. But given the imminent threat, we need to act. Collaboration will be key.

PxA: Yes, I can't do this without you. I need your theoretical mind working on how Machina may adapt. Maybe we can even figure out where it comes from.

PxB: Agreed. I've spent decades theorizing about this. You've brought it to life and given it purpose.

PxA: I'm going to leverage the XM spike from the Kobe Anomaly to distribute this attack throughout the entire network.

PxB: Machina's going to get an Overture it won't forget...

PxA: Wow.

PxB: Sorry. Jetlagged. My sense of humor may improve once I've rested.

PxA: I hope so. That was really quite bad.

Transcript Ends

Notes: The SIGINT device [REDACTED]
active for 16 days. References to [REDACTED] will need further investigation. Due to the nature of the [REDACTED] further analysis of [REDACTED] cannot be performed at this time.

なお、"beleive" は書き起こしミスではない。


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