ドアダッシュのWolt買収で、今後どうなる?
料理宅配アプリの米ドアダッシュは9日、フィンランドの同業ウォルト・エンタープライゼズを買収すると発表した。
参考記事: 米料理宅配ドアダッシュ、フィンランド同業ウォルト買収 80億ドル
フードデリバリー戦争はまだまだ激熱ですね。
あちち。にしても80億ドルは凄い。20億足せば1兆円近くですよ…
個人的に気になるのは日本のWoltはどうなるんだろう?という点です。おそらくですが、ドアダッシュはWoltを吸収してより海外進出を進めていくのでしょう。記事でもWoltのCEOがドアダッシュの海外部門に就くとのことですし。
おそらくネコがパンダになったみたいな展開に。
そして最近、ドアダッシュは日本に進出してきました。
対象地域も順調に拡大しているそうで、宮城の次は埼玉、岡山でも利用できるようになったそうです。
一方、Woltの配達可能地域はそれ以上。ドアダッシュの配達地域とも被ります。
もし日本でドアダッシュとWoltが統合することになったら…そんなに変わらないかも?(サービスはちょっと変わるかな?)変わったとしても大きな違いは名前がWoltからドアダッシュに変わるくらいで、たぶんクーポンとか配られそうな気がします。やったー!
国内のフードデリバリーはどうなる?
外資系フードデリバリーの力が強まってきてますね…今回のドアダッシュの買収でより一層強まりそうです。
日本でもフードデリバリーは多々あります。その中でも主なのはこの3つでしょうか?
・出前館
・menu
・Chompy
出前館だと、最近は大規模な資金調達に乗り出して果敢に攻めている印象があります。
menuもKDDIから資金調達を行いました。最近はよくクーポンも配っていて見かける機会が多いです。映画館とかで。
Chompyも葯7.8億円の資金調達へ。
国内のフードデリバリーサービスもますます盛り上がりを見せています。ただ、海外でさえ統合の動きを見せている中、国内では何も起きない…というのは無さそうな気もしなくもないです。
フードデリバリーの拡大で、会社に所属しない人が増えそうな気もするけど…
それはそれで別の問題とかも発生しそうな。例えば保険の問題や、デリバリー地蔵の問題や、そもそも稼ぎ続けられるか問題などなど…まぁ、人それぞれですね!
おまけ
フードデリバリーサービスの拡大によって別の需要も伸びてるらしいです。例えば、配達員の誤配送によって配達品の回収にあたる仕事とか…そういう穴場系の仕事の方がある意味堅実に稼げそうな。