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ライター辞めて良かったと思ってる話
ライターを目指す方々に言っておきたいんですが、「月収○○○万円稼ぐライターになろう!」的な、人々の「お金欲しい!」みたいな欲求につけ込むタイプの塾はだいたい悪徳です。
— ヨッピー (@yoppymodel) December 23, 2021
ライターって死ぬほど向き不向きがあるし、競争も激しいのでよくわかってる人ほど「稼げる!」なんて簡単に言わない。
めっちゃ納得したツイートです。
特に納得いったのは「向き不向き」の部分。僕はライターに向いていないのに、それが分かっていたのに、だらだら1、2年を無駄にしてしまった。
向いてない理由は単に「書くのが辛くなってしまったから」。
自分の興味のないカテゴリーに対して指定された文字数を書かなければいけない制約、必ず入れないといけない文言、さらにコンテンツSEOという変化が乏しい陳腐なノウハウの習得…それら全てに辛くなり、さらに何も変化がない、自分は何も成長してないことに気づいた時の虚しさから、ライターをやることに辛くなってしまった。
後半に至っては文字を書くことに対して精神的なノイローゼになってたんじゃないかと思う。それを少しでも落ち着かせるためにnoteでよく分からない駄文を連投していたのを思い出す。
そしてとうとうこんな自分にケジメを付けるため、あるつぶやきを年末に投稿した。
ライターの卒業宣言。
もうどんなことがあろうと、ライターという仕事はしないと誓い、ライター以外の仕事をやろうと決断した。
そう思うと心の中は軽くなったけど、辛くもあった。
自分はライターとしての成長を今まで志していたので、面接でも「ライターとして成長したい」という部分に共感して採用を決めてもらうことが多かった。
けれど、ライターとして努力する自分を捨て、残されたのは「別の仕事をしたい」「金が欲しい」という自分のみ。
そんな人間を、企業は採用しようと思うか?
また「辛くなってライターを辞めた」という人間を、採用しようと思うか?
結果的に、その後の仕事選びは苦労した。
一応「動画編集がやりたい」という気持ちはあったけど、何も経験がない自分が動画編集をやる仕事に携われる機会なんてなかった。
でも紆余曲折あって、ありがたいことに今、ライター以外の仕事をやれている。
あの時、ライターを辞める決断をしてなかったら、自分は今でも精神的に苦しみ、最終的には鬱になって引きこもっていたんじゃないかと思う。
そう思うと、ライターを辞める決断をして良かったと思う。
最近では副業がブームでライターをやるチャンスが多くの人に巡ってると聞く。確かに副業でライターをやるのは合ってると思うけど、合う合わないは人によってある。
僕のように精神的に辛くなったら、いっそ辞めて別の仕事を探すのも手だと思ってます。
世の中探せば別の仕事はいくらでもあるので、焦らずじっくり、自分に合う仕事(または副業)を見つけていきましょう。
P.S. 最初と後半だけ敬語なのはご愛嬌で…
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