なりたいときにキュアプリズムになる
我が家にはキュアプリズムの衣装がある。
娘が3歳のときにサンタさんから賜ったものだ。
ハレの日に着るために……と買ったのだが、娘はわりと気が向いたら着る。
ふつうの休日に着て出かけることもあるし、保育園から帰ってきてお風呂入るまでの間だけ着ることもある。
こないだも夜、居酒屋に行くってときも着てた。
着せ替え人形に服を着せるかのごとく、我が身をキュアプリズムに変身させる。
大人の服の着方とは全然ちがうなぁ。
自分が着たい服を、自分が着たくなったら着て、行きたいところにそのまま行くんだもんね。
「街ゆく人からみてどう見えるか?」が眼中にないのがすごい。眩しい。
ぼくならTPOを考えてしまう。
──と思ったけど、この衣装を得てまもない頃、着て出かけるときに、
「『キュアプリズムちゃんがいる!』ってむっちゃいわれたらどうしよう〜!」
って言ってたな。
実は誰よりもひとに見せたいのかもしれない。
いいなと思ったら応援しよう!
読んでいただきありがとうございます!!サポートいただければ、爆発するモチベーションで打鍵する指がソニックブームを生み出しますし、娘のおもちゃと笑顔が増えてしあわせに過ごすことができます。