グミの先に居る
テレワークとお菓子。
それは切っても切り離せない。
なんか手の届くとこにお菓子がないと落ち着かない。
リフレッシュ、脳の栄養補給、ひとときの怠惰。
テレワークのホームオフィスには、手の届く場所に、水筒、ハンカチ、お菓子だ。
さて、どんなお菓子が最高だろう?
グミだ。
お菓子売り場四天王の一角、《魔性の弾性》、グミ。
脳にクる噛みごたえ、歯で破断する瞬間のカタルシス、長い口腔滞在時間によるひと粒あたりの高いコスパ。そして各社やたらがんばっている果実感。
それがグミだ。
グミを食べながらデスクワークをしたいとずっと思っていた。
コンビニやスーパーのお菓子売り場にいくと、必ずグミコーナーがある。
低い場所には子ども向けのキャラクターグミや釣りグミなどの遊びながら食べられるグミが、高い場所には果実感や弾力にこだわったグミが陳列されている。
大人向けと思われる、高い場所のグミの展開をみていると、その向こうにグミたちのターゲット層がみえてくる。
長時間のデスクワークによる集中力の摩耗や脳の疲労に、なにか良いリフレッシュを……
そういうニーズを持つワーカーたちがみえてくる。
しかし今までぼくはそのターゲットからは外れていた。グミの眼中にぼくはいなかった。
しかし、いまぼくは転職してSEっぽいことやっている。グミと目が合ったのだ。
相思相愛で食べるグミは、美味い。
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