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RTA in Japan Summer 2024にて『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』で並走参加しました
タイトルの通り、RTA in Japan 2024 Summerにてスーパーマリオブラザーズ ワンダー All Royal Seedsをつあけさんと並走、まいばさん解説のもとで参加しました。
この記事では自分が何をして、どう思ったのかを記します。
以下ではスーパーマリオブラザーズワンダーのことをマリオワンダー、All Royal SeedsをARS、RTA in JapanをRiJと表記することにします。
※2024年8月18日に、マリオワンダーRTA海外コミュニティにて当該カテゴリー名がAll Royal SeedsからAny% No Major Glitchesに変更されましたが、こちらの記事では当時のカテゴリー名を使用いたします。
準備期間に自分がやったこと
ぶっちゃけ自分がやったことは少ないです。というのも解説台本のベースをすべてつあけさんが書いてくださり、肉付けはすべてまいばさんに書いていただいたので自分がやったことは記録狙い、練習、台本へのフィードバック、寄付額投票の提案です。
ちなみに、使用キャラで寄付額投票しようと持ちかけたのは私ですが、ペア投票はつあけさんの案です。
黄色キノピオとキノピコが投票になかった理由
ペア投票で黄色キノピオとキノピコがなかったことに気がついた方はいらっしゃると思いますが、単純に黄色キノピオとキノピコのペアになることがあまり見かけない点、マリオメーカー2で青キノピオとキノピコが登場するからこっちのほうがしっくり来るから入れませんでした。
ちょっとまって、NewスーパーマリオブラザーズUデラックスでは青キノピオがリストラされてキノピコが入ったから、黄色キノピオとキノピコのペアがここにあるのでは?と思われますが、実をいうと青キノピオは隠しキャラとして登場します。
任天堂公式ページにも青キノピオの使い方が掲載されています
当落発表
当時、Fukuoka RTA Forum 2024 SpringでマリオワンダーARSが採用されたことを、半分嬉しく、半分戸惑ったのを覚えてます。
嬉しかった理由としては、大舞台で走者として参加できるからです。
一方で戸惑った理由としては、元々4人で応募していたのですが、当選したのがつあけさんと私の2名だけでした。
一部採用の理由は、今では後述の推測なんじゃないかというのがありますが、当時では”世界記録との差が広すぎる”という理由で落とされたと思っておりました。当時の世界記録は2:06:08、自己べ2:07:48。参考までに落選の片方の自己べは2時間09分台であり、自分が07分台を出したのは福岡に行く1週間前くらいだったと記憶しているので、もし07分台を出していなかったら自分も落ちていたのではないかと思いました。
一部採用の個人的な推測
今思えば、16:9のフルHDのゲームを4人分並べたうえで、ワイプやスポンサー表示をするレイアウトは、ゲーム画面を相当縮小しないといけず、見づらいのかなと思います。
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タッチカービィのレイアウトに更にもう一人分のゲーム画面を加え、ゲーム名やタイマー表示のレイアウトも考えないといけないので、相当きついと思います。
また、タッチカービィのキャラやブロックが大きめに描かれているため、おそらく4人まで並走行けるかなと思いますが、マリオワンダーの方は比較的小さく描かれてるため、特にスマホからは見づらいのかなと思います。
※あくまで私個人の推測です
参加を取りやめたイベント
実をいうと、参加を取りやめたイベントが1つあります。複数のカービィRTAの初心者並走大会であるはるかぜ杯です。
当時、私は、はるかぜ杯にてマホロアエピローグ Any%に参加する予定でした。
本番の終盤で、まいばさんの走者紹介にて「ティンクル・シンさんは星のカービィWiiデラックスも走られております」と仰られたたかと思いますが、マホロアエピローグ Any%のことです。
自己べは確かギリギリ40分切ってたかと思います。もっと詰めたかったですが、不幸にも腱鞘炎を悪化させてしまい、マリオワンダーの方にも影響出てしまうと良くないと思うので辞退することになりました。
現地で観覧された方は気づいているかも知れませんが、マリオワンダーRTA中は終始テーピングをしておりました。
マリオワンダーARS歴史的出来事
私がはるかぜ杯を辞退したのと同じ日に、マリオワンダーARSでは歴史的出来事が起きていました。マリオワンダーの海外走者の1人、Zimboさんが世界初の2時間05分台の記録を出しました。途中ハラハラするシーンもありドキドキしていたのですが、記録が出たときは興奮したのを覚えています。
それと同時に、現在の自分の走りとZimboさんの走りを比べて、もっと速くなる箇所がないか洗い出しをすることにしました。
その結果、ジェットランルートでのヒデリー砂漠の攻略順が大きく変わっていたことに初めて気が付きました。もちろん採用したいので以下のステージを一から練習することにしました。
1,2,3,ジャンプ!ハックンダンサーズ(通称ヒデリーナイトフィーバー)
コロブーいっぱい砂漠の橋わたり
ヒデリーナイトフィーバーは開始アワ状態だったのがドリルからスタートなので、ロスなくワンダーフラワーを取るのに地味に難しくなりました。また、ワンダーフラワー取った直後にアワに切り替えるのを忘れがちになりそうなので何度もやりました。
コロブーいっぱい砂漠の橋わたりでは今まではドリルで走っていたのがアワで走ることになります。そのためアワでのコース攻略ルート組み立てがゼロから行うことになりました。
他にも攻略の仕方を変えたコースはあるのですがきりがないのでこの話は一旦切り上げます。
スランプ期から記録更新期
記録がなかなか出ずに苦しい時期があると思いますが、自分の場合、RiJ3週間くらい前からいい走りができずにおりました。この時期ってRiJ出場走者が続々と自己べを更新したりするのですが、自分は全然更新できずにいました。特にRiJに出るということはそのゲームにおいて日本代表くらいの気持ちを背負っていかないと行けないと思っており、「自分がRiJに出ていいのだろうか」と思い悩む時期でもありました。
SNSを見ることで思い悩む日が続いて、メンタル的にも調子が良くなかったので、TwitterとTwitchから1~2週間見ないようにしました。(TwitterとTwitchのアカウント消してたのはこのためです)
それを打ち破ったのは7月27日。RiJ練習並走にて約40日ぶりに自己べを更新しました。また、その2日後に再度更新しました。このときの記録は2:07:08。06分台まであともう少し!しかもこのランはモックモック高山の飛行船艦でショートカットミスって10秒ロスしたので、06分台出せる実力はあると確信しました。
しかし、もっと大変なことが襲いかかってきました。とある日に通して、ヒデリー砂漠にて06分台キープして走っていたのですが、まさかのブルースクリーン。
RTAやってると、ゲーム側の妨害とか、入力感度の妨害とか、色んな妨害が出てくると思いますが、PCがまさかのブルースクリーンという形で妨害してくるとは思いもよりませんでした。4月にもブルースクリーン頻発していた時期がありましたが、PCのプラグを延長タップから壁直挿しにしたら改善したことから、電源が怪しいと思い、新品の電源に交換しましたが、8月3日の練習並走でも再度ブルースクリーンが起こりました。正直、もう何が原因なのかよく分からなかったのでいっそのことWindows11にアップグレードしました。
今思えばブルースクリーン発生時のダンプファイルをChatGPTに丸投げしてどうすればいいのかを聞くべきだったかと思います。
そしてWindows11にアップグレードした後、OBSにてテキトーにゲーム画面を垂れ流しにしつつ3時間録画を複数回行いました。いずれも問題は発生しなかったので恐怖心はありましたがマリオワンダーARSなら完走まで録画できるんじゃないかと思いました。
そして、8月9日(本番3日前!?)にて、2:06:49という初の06分台に乗りました!この間約10日。手が届きそうで届かなかった領域に踏み込むことができました!
ちなみに、この日も練習並走あったのですが、途中PCが何故か固まりました。なんでやねん。
当日
昼過ぎくらいに会場に到着しました。自分自身、スーパーマリオワールドのRTAをやってきてないので、マリワ勢とはそこまで交流なかったのですが、温かく迎え入れて頂き、応援も頂きました。
また、私とつあけさんは走者として参加するのは初めてだったのですが、参加経験が多いまいばさんからこの後の流れ的なものを教えていただいたので、本番までのセッティングまで不安はありませんでした。(緊張はあります)
また、本番のセッティング中ではスタッフの方が「ここまでカメラ入るよ~」と応援隊たちを誘導していました。こうして龍が如くのギャラリーができたんだなぁと思いました(何を考えてるんだw)
本番ですが、ヘビムシの雪山登山道で再走必須レベルミスをしてしまいましたが、これ以降大きなミスもなく、2:07:36で完走しました。先行していたつあけさんとの差がじわじわと縮まっていく様子がウケていたようなので、こうしてみるとマリオワンダーARSの並走として大成功だったんじゃないかと思います。
最後に
実をいうと、自分がRTAを始めたきっかけが昨年のRTA in Japan Summer 2023でした。RTAを初めて丁度1年目になる節目で、好きなゲームで参加できたのは本当に嬉しいです。
マリオワンダーARSを採用してくださった運営さんありがとうございました。そして、並走に誘ってくれたつあけさん、解説を引き受けてくれたまいばさん、応援してくれたみなさん、ありがとうございました。
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