いつまで女性の社会進出という古臭いことをいうつもりなのか
先日の森喜朗元首相の女性蔑視発言ともとれる発言を受けて集団ヒステリーのようになってしまった世の中とそれに対する政府の人間や専門家の意見を聞くにつれ、「まだそんなこと言ってんの?」ということがあまりに多くて本当にびっくりしました。
女性の社会進出ってよく聞きますが、そんなこと本当に女性が求めていますか?
と私は問いたいです。
日本の女性は遥か昔から
「仕事でどれだけ成果を上げたってそんな事では幸せにならない」
ということに気がついている、という事に専門家が全く気がついていないことが私には少し恐ろしいことのように感じます。
20代前半の若い女性に聞くとたまにバリバリ働きたい、という女性に出会う事はありますが、30代以上になって未だに「バリバリ働きたい」と心底言っている女性は私の周囲にたった2人だけです。
ほぼすべての30代以上の女性は
「働かなくて済むものなら働きたくなんかない」
というのが本音だろうと思います。
そして、私はそれが当たり前だろうと思います。
なぜなら女性は仕事でどれだけタイトルをもらおうとが金銭的に豊かになろうが男ほど単純な脳みそで喜んでそれを振りかざして威張ったりすることに価値を置いていないんです。
その点、男は単純に出来ていますからお金を稼ぐ、いい女を抱く、いい車に乗る、尊敬のまなざしで見られる、という極めて俗物的なことに死ぬまで価値を置くことが出来ます。
だからこそ「政なんか男に任せておけばいい」という発想が出てくるのは至極当然です。
「先にやる」のが男らしさ。
「最後のけつを拭く」のが女らしさ。
「働くのはいいことだ」
という刷り込みを日本人の女性は根本的に全く信じていないように思います。
「好きな事をやる、誰かのためになることをやる」
という事のほうがよほど重きを置いているように感じます。
そんな人たちが責任ある重役に名を連ねたいと思っているでしょうか?
男はそんな願いが叶うなら恐らく浮浪者ですら名を連ねたいと思っていると思いますが、女性はそもそもそんな欲を持っている人そのものが100分の1くらいの規模でしか存在していないように思えてなりません。
その人たちに専門家や政府は「女性の活躍を・・・」とお題目のように唱えていますが、本当に女性と真剣に向き合って話し合っていますか?と問いたいです。
決して幸せになると思っていないレールをどれだけ用意したって誰もそのレールには乗りません。
なぜそんな簡単なことが分からないんでしょうか・・・
私たちは幸せになるために生きている。
それは断じて仕事の中になどない、と私は考えています。
だからこそそんなことは男がやればいいと私は考えています。
何度もお伝えしたことがありますがわが社の社訓は
「男は男らしく、女は女らしく」です。
こんな時代に?と思うかもしれませんが、人間は人間として生きる以前に男として女としてのほうがよほど重要です。
そうじゃなければトランスジェンダーの人たちがあれほどまでに苦しんだりはしないわけです。
「男らしい」「女らしい」という教育を受けた人間とそうじゃない人間ではこの世の生きやすさが全く違います。
「女性の分のお金も男が払うのが当然だ」と思っている男のほうがその場は苦しくても結局そのほうが自分にとっていいということがかなり早い段階で気が付けるようになります。
そのあとの人生は絶対的に楽であり勝者になります。
そしてそんな潜在意識を見事に作品に昇華させて大ヒットしたのが
「鬼滅の刃」
です。
私には上記のようなことを伝えようとしている物語に思えてなりませんでした。
皆様もこれを機に自分自身が男らしさ女らしさという教育を子供にするならどのようなことを具体的に教えるか、をじっくり考えてみるとまた違った角度から人生を楽しめるようになると思います。