【2024年観た映画239本のBest30】
2024年に観た映画239本。
その中のベスト30を大発表。
毎年だれにも求められていないのに、こっそりやっている映画ランキング。
昨年2023年は、ずっと書き溜めていたメモ帳のメモリーがぶっ飛ぶというトラブルで、毎年更新しているYouTubeでの、音声解説も全く出来ずでした。
メモ帳のメモリーが無くなるということは、私の場合はすなわち、その映画の記憶が無くなるのに等しく、思い出して熱を込めて話せない作品が多かったので、昨年はパスしました。(もしかしたら、1年以上遅れて、更新しなおすかもしれませんが・・・)
そんな中で、今年2024年の最も悲しかった出来事は、AmazonのレビューがBANされたことです。インスタやYouTubeをBANされた話は、たまに耳にしますが、AmazonをBANされた人を、私は知りません。
Amazonからその通知が来たときは、しばし呆然としました。
思い当たる節は確かにあります。
商品レビューをする際に、最悪な商品にはしっかりと最悪です、と理由も添えて厳しく書いていました。
10年くらい前のAmazonですと、参考になるボタンと、ならなかった、というボタンがあり、その比率が普通は、参考になったが90%を超えているのですが、私の場合は60%台という強烈に低い水準でした。
そんな私の、正直なレビューがAmazonから評価されたようで、10年ほど前からAmazonVINEメンバーというものに選んで頂き、Amazon内で商品テストをしている業者さんや、先行販売をしておいて優良なレビューを幾つか溜めてから一般リリース、という流れを作りたい業者様の商品を、毎日指定された枠の商品の中から8つまで、無料で商品を頂けるという、かなり凄い恩恵を受け続けていました。
このVINEメンバーというものは、今から頑張ってレビューを書いて、なろうとしてもなれるようなものではなく、私自身もこのVINEメンバーに選ばれたことは奇跡的だと思っています。
ところが、この「良い口コミを得たい業者様」の商品であっても、私はいつも通り素直な感想を載せ続けていましら、いくつかの業者様が「あのレビューを書き直してほしい」という依頼が、届くようになりました。
私としては、自分の正直なレビューに価値を置いてもらっていると思っていたので、無視して放置してましたら、突如としてBANされるという流れになりました。
もしかすると、何件かそういうレビューがあると、BANをするという社内ルールがあるのかもしれません。
私が気が付かない間に、時代は「正直な意見」よりも、「綺麗な嘘」に価値を置くようになっていたようです。
時代は、と言いましたが、この時代が指すものは、「資本主義」ですね。
資本主義という名のもとに、モノを売る、消費を喚起する、という行為が何よりも優先されるようになり、そのためには正直な意見は抹殺しておくほうが話が早い、という時代になっているということに、私が対応できていなかった(するつもりがなかった)というのが正確だろうと思います。
大手メディアや広告業界には当たり前に存在していた方針だと思いますが、その資本主義の最もよくないところが、プラットフォームやSNSの進化に伴い、末端の一般人に対してまですべからく、消費を煽るための行動が優先されるようになっている事に、驚きました。
ただ、この「表面を装う文化」が作り出してしまった、おぞまし過ぎる現実がやっと表面化してきたことにより、アメリカ大統領選はトランプの圧勝に終わったことは、とても良い兆候だと思います。
「みんな同じで価値がある」という嘘の塊のメッキが、思いのほか早く剥げ初めています。
行き過ぎたリベラルの慣れの果てのようなアメリカは、サンフランシスコのど真ん中ですらディストピアのような状態になり、薬物中毒者が溢れ、1000ドル以下のものは万引きにはならない法律が通ってしまったり、普通に車を停車できない(窓ガラスを割られて中のものをすべて獲られるから)という状態にまでなっています。
今年見た映画の中で顕著だったのは、「行き過ぎたリベラルを茶化す」という内容のジョークが、めちゃくちゃ多かったことです。
今年公開の映画という事は、撮影時の2年ほど前には、既にもうこういう空気感に溢れていたことになります。
そして、凄かったのがSFの映像美と迫力の進化の仕方です。
スターウォーズの白眉の名シーンがずっと続くような映画が盛りだくさんで、本当に楽しかったです。
一本ずつの感想は、YouTubeでお話させていただきます。
30位 アイズオンユー
29位 ブラック・フォン
28位 BADLANDS
27位 地面師たち
26位 ワッツ・インサイド
25位 ファミリーアフェア
24位 力の指輪
23位 ソー:ラブ&サンダー
22位 俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー
21位 イニシェリン島の精霊
20位 見えざる手のある風景
19位 ザ・クリエイター創造者
18位 デッドプール&ウルヴァリン
17位 DUNE砂の惑星Part2
16位 ヴィーガンズハム
15位 生きるLiving
14位 パバロッティ太陽のテノール
13位 ゴジラ-1.0
12位 THE FIRST SLAM DUNK
11位 SHOGUN将軍
10位 ボーはおそれている
9位 キャッスルロック
8位 首
7位 流浪の月
6位 あんのこと
5位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL.3
4位 ガンニバル
3位 THE BOYS
2位 THE EXPANSE
1位 DOGMAN